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それまで長期金利の代表金利であった国債指標銘柄流通利回りが使われなくなったことにより、 10年国債利回り店頭気配が長期市場金利の指標となりました。


無担保コール翌日物は、国内の短期金融市場の代表的金利であり、 日本銀行の金融調節のスタンスが現れています。
日本銀行は公定歩合を引き下げるか、引き下げた時と同じ効果のある"準備預金率の引き下げ" または"金利の低め誘導"を行います。 公定歩合の水準以下に市中金利を誘導するため、 コール金利・手形・国債・CD・CP等を買い上げ『買いオペレーション』をして 市中に資金を放出することで市場金利を低めにもって行く金融政策を実施します。 これは、経済の潤滑油としての円資金を金利を低くして供給することを目的にしています。 このようにマネーサプライが増大すると、市中銀行間の貸出競争が激化する可能性が出てくることが期待されます。 経済状況が底入れから脱するまで、資金需要は資金供給よりもまだ小さいものと考えられますからさらに金利は低下することになります。 経済状況が、底入れを脱してテイクオフ(脱出)したと考えられるまで続けられます。

公定歩合引き下げ→マネーサプライ増大→銀行間貸出競争激化→金利低下

コール市場 金融機関相互で行う短期の貸し付け、借り入れが行われる市場のことです。 「呼べばこたえる」ように短期で回収できる貸借のためコールと呼ばれ、 各金融機関の短期的な資金不足を調整する役割を果たしています。 コール取引は有担保が原則でしたが、1985年からは無担保コールが導入されました。 88年からは日銀による短期金融市場の改革も行われ、 取引期間などに関する規制緩和が行われました。 これにはコールを実勢市場に委ね、コール市場に資金を呼び戻して活性化させることで 日銀の金融調節の影響力を維持するねらいがあります。


長期金利と短期金利の決まり方 日本銀行
長期金利の動き Graph  Saijoさん
金利相場の基本 メイタン・トラディション
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