みかかこ日記

2004年7月


7/4(日)

 青い薔薇。
 やっぱり青くないよ、と思ってしまうのは素人だから?
 青色素の元になったパンジーも、青じゃないよ、紫だもんね、と思う。
 青い芥子を知ってしまったあとでは、やっぱり紫は青じゃない。
 メノコプシス・ベトニシフォリオ、ベトニキフォリア、グランディス。
 あとは、路傍の露草。
 はるかなるもの みな青し 空の青 はた 海の青 は、三好達治の詩。

 相変わらず、重いです。身体。空の青とかにあやかって、すっきり軽くなりたい。


7/5(月)

 浅草の通り魔事件。もう3年前なんだ…
 実は、あの事件の前日だか、当日だか、わたしと夫は浅草に遊びに行った。
 あまつさえ、夫は、あのぬいぐるみ帽の男を目撃してる。
 通りすがるとき、夫は、その男について、わたしになにかコメントしたらしい。
 でも、全然覚えてない。
 アリバイ証言には、むかないようだ。

 都内に住んでいるせいで、事件関係の遭遇率が多い。近所の映像は、テレビに映りすぎ。事件のリアリティが増すどころか、逆にテレビのリアリティが失せていくように感じる始末。


7/7(水)

 コミックスの直しとカラーとをやってます。あと、バテン同盟オフ会の作業。(こらこら)
 あまりにもわたわたしてるので、バテン部屋は少しお休みにしてます。外に出かける用事もしたいんだけど、迂闊に炎天下出ていけない。なぜなら一昨年の発熱が再発してる。一昨年より高熱だけど。去年治って安心してたものだから、どうすごしたらいいやら。きっとまた婦人系の自律神経失調なんだろうなあ。
 多分、こういう人は他にいくらでもいるんだよね。わかってるんだ。わたしはすぐ愚痴をたれてしまう。もくもくと働いてるお母さんたちは、本当にステキだよ…

 こんな状態でも、「夏コミ、一般入場!」とか鼻息を荒くしていたら、バテンのお友達がサークル入場に誘ってくれました。ありがとうありがとう。小さい頃「弥生!!」を読んでたんだって。弥生もありがとう。産んどいてよかった。負うた子に助けられるというのはこのこと?(絶対ちがう)

 今日は、みゆさんが遊びに来て、一日バテンをやってました。今、小天河抜けたとこ。ゲーム全然やったことないにしては、順調だよね。明日も来るので、わたしはそのプレイ音をBGMにシンちゃんのカラーの続きを描きます。


7/8(木)

もう少しで、コミックスの直しが終わりそうかなあ。あとは台割のあまりの穴埋め。やっぱり小さい仕事がいっぱいある状況は苦手。(手際が悪いから)カラーは表1の半分くらい。

今日もみゆさんが続きやりに来ました(笑)旧魔法図書館。


7/13(火)

 明日の目標。できあがった表1・4と内表紙を焼いて、色紙と一緒に送る。なので今日は他の2枚のカラーも一緒にやる。と言うことは、2枚のカラーの下書きを、今すぐ、午前中にやる。ううーん。わたわたわた。

 早くも夏バテ気味なので、日中はトマトジュースと青汁と豆乳で過ごしてますよ。栄養的には足りてると思うんだけどなあ。こんな時期ですが、切り餅はいけます。一個でご飯一膳分のカロリー。トースターチンで作れるしね。ドンキホーテで1Kg400円。安いよ。


7/15(木)

 いなくなって、もうだいぶ経つのに、いまだにぴーちゃん(セキセイインコ)の夢。でも、昔と違って、今は目が覚めても嬉しいよ。なんか、未だにいつもいっしょにいる気がする。そして、夢の中でも、昔と同じように仲良し。あ、でもちょっと涙が(笑)

 田舎で育った割りに、騒音には耐性のあるわたし。なぜなら、周りが田圃で、夏場の蛙の鳴き声は、都会のラッシュアワーの比じゃなかったから。「カワチの家に電話をかけると、カエルが出る」と言ったのは、水縞とおる氏だった。(懐かしい名前だ)受話器を取って「はい」と答える空白の間に、カエルの声が「わしゃわしゃわしゃ」と挟まるからだ。現在の家、周囲のビルの建て直しが多い。去年、今年、2件立て続けで裏の敷地で着工工事。
 しかし、おかしいな、今日隣から聞こえてくるドリルの音はなんなんだ。聞いてないよ。んー。とりあえず、可愛いホリススムくんが掘ってる姿でも思い浮かべて、気を紛らわせとくか。

 コミックス、全部仕上げたと思ってたのに、目次のカット絵を忘れてたのと、穴埋めページの2枚の構成やり直しになったのとで、また後戻り。うわははは。迷路みたい。
 早くバテンが描きたい。(それかよ)いや、描かなきゃなんなんだよ、オフ会の原稿なんだもの。

 バテン、11月に北米版発売。ま、また某所にお願いして、攻略本を入手したいものです… (お、お願い。由香さん、友子ちゃん…)

 夫が、『ほぼ日はらまき』を買ってくれたんで、夕べはそれをつけて寝ました(笑)夫はお腹を壊しやすいし、わたしは腰が冷えやすいから。(背中まくれて寝てる)夫はイヌ柄、わたしはとり柄です。こ、これ、すごくいい!汗ばんだ気がしない!さらっとしてて、やわらかくて。しかも締めつけがない。ヤバイ!はらまきって、常用しはじめると、はずせなくなるんだよ〜!魔物なんだよ〜!こ、このカワイイ悪魔めー!!(でも、やわらかいよ…)


7/20(火)

 暑すぎ。思わず『ものは壊れる、人は死ぬ、三つ数えて目をつぶれ』を口ずさむわたし。人とものを置き換えてみる。(ムーンライダーズだ)

7/21(水)

 ペーセメ(ペーパーセメント)のストックがあったなあ、と引き出しの奥を探ってみました。
 箱がありました。
 裏の注意書きには、こんなことが書かれてありました。

 『気がくるう』

 …何年前のだ?

 新しい箱書きは、こんなです。

 ふつうだ。

 気が狂ったら、もはや「いや、健康を害しちゃってさー」と言うレベルではないと思うがどうか。

 つけ加えれば、ふたつともカラでした。


7/22(木)

 告知せよと、担当氏から指令が来ました。


渋柿信介の事件簿2『スマイルは遠すぎる』発売記念 河内実加サイン会

日時:平成16年9月25日(土)15時〜
場所:新宿区高田馬場1-26-5(F1ビル)
   芳林堂書店高田馬場支店 5F
  TEL:03-3208-0241
  営業時間 10:00〜22:30 10:00〜20:00(日・祝)
特典:
 先着150名さまに7/24(土)から事前受付いたします。
(あ、明後日じゃないか!)
 電話での予約も可能です。
 詳細は直接、芳林堂書店高田馬場支店にお問い合わせください。
 <整理券の配布は9/22(水)発売日以降になります>
 なお、渋柿信介の事件簿(1)『歯なしの探偵』もあわせてお買い求めになると、2冊にサインいたします。
(そうなのか…)
 しかも、2冊お買い求めになると抽選で、特典が当たるキャンペーンもございます。
 
●当日、原作者・二階堂黎人先生もスペシャルゲストの予定です。


 特典って…なんだろう…?(爆)

 あとでちゃんとした告知ページ作ります。