昔の日記

2002年8月


8/8(木)

 もう8日になってしまった…

 今回も仕事が難航。どうして学習しないのかなわたし。デビューして17年にもなろうというのに。

 9日の夏コミケですが、本人は仕事中のため、欠席いたします。(;_;) 代わりに友達2人が売り子をしてくれます。
 8/9(金)K-15a 『ものぐさ堂』 ですが、1年前と売っている物が変わりません(爆)  
 お隣の『あびころりん』(あやべさんのサークル)には、半年前出た鞠夫本の在庫があります。『人形はどこで推理する?』です。我孫子さんが「これは役に立つなあ」と言っていた「人形辞典」も載ってます。つうか、誰かの役に立つとしたら、我孫子さん本人しかないですね。
 そう言えば、あびころりんは前回のコミケ時、一部で「我孫子さん本人が運営しているサークルだ!」と言う噂が立ったらしい。
 何故(笑)



8/9(金)〜11(日)

 9日のコミケに来てくださったみなさん。ありがとうございました。
 手伝ってくれた、さつきさんと千織さん、ありがとう。
 10日、わたしも遊びたかったよ、由香さん。しくしく。

 今日は何とかなる、今日こそは、と思いながら、ずるずるずれ込んでいく作業工程。
 「だんどり だんだん ずれてく」とP-MODELの古い歌を口ずさみながら、壊れていくわたし。
 猛暑で使うライトテーブルは、トタン屋根の上のネコになった気分だ。
 「10日にはなんとかなるよ」と言いつつ、何の確証もなく、晩までの約束のてらぴょんが帰る段になって、「こりゃヤバイ」とようやく気づく次第。
 3日目のコミケに出かけるえりちゃんが、「朝までなら」と言ってくれたのに甘え、終電で召還し、相棒と千織さんの見守る中、午前5時に完成。えりちゃんは7時にコミケに出かけ(すまん…(;_;))、一眠りして昼、宅急便で原稿を送る。

 毎回、違うバリエーションできつい。描くのは速くなっていると思うんだけど。

 今回、わたしとは遊ぶことなく、京都に帰っていった千織さんであった。
 これがほんとに「なんのおかまいもせず」だ。
 申しわけない…

 冬のコミケは申し込まないことにしました。
 開催日まで、間がないし。
 23年参加し続けて、はじめてのスペースなしです。(多分)
 あやべさんも、仕事が忙しくて申し込めないということなので、ミステリの日は委託もなしになります。



8/12(月)〜8/13(火)

 13日で、相棒のお盆休みが終わってしまうので、1泊だけだけど、避暑に行くことにした。
 白馬の『クヌルプ』でもよかったけど、今回スタッフにガンガン入ってもらったので、お金なし。近場にした。
 とは言え、会津高原。それでも鈍行なら片道4000円ちょっとで行くことは可能。
 宿泊先は、相棒がネットで見つけた。『はらっぱ』

はらっぱ
 冬場はスキー場がごく近く。夏場の今回は家族連れ多し。
 ご飯もボリュームがあり、ライスのお代わり自由。カボチャアイス絶品。
 車じゃない人間は、会津高原駅から遠いのがちょっと難だけど、夏の虫や花も多くて、ぼんやりしたり読書したりの避暑にはちょうどいい感じ。
 着いて早々は、珍しい雷雨にあったけど、夜にはやんで、蛍も見れました。
 雲さえ切れれば、流星群も見られる日だったんだけどね。

 下記は、『はらっぱ』周辺の虫たち。(ほぼ相棒の写真)


夜見つけたバッタ。

朝もいた。


そして、帰る頃にもまだいたバッタ。
(少しは動いてる)


 このペンションのHPを見ればわかるけど、階段脇などに、漫画やミステリが結構置いてある。ミステリのほとんどはトラベルものなんだけどね。
 中には、『斜め屋敷の殺人』(島田荘司・文庫初版)や『密閉教室』(法月綸太郎)もあった。
 わたしは読んだことのない『美しき蠍たち』(山田正紀)を読んできたのだった。(裏表紙に『立松和平文庫』ってはんこが押されてたのはちょっと謎(^_^;)今度行くことがあったら、ダブり本でも置いてこようかな…



8/15(木)

 和歌山から、りきやん氏来訪。お盆休みを東京ですごそうと言うのだが、わたしは16日から実家じゃ。
 大食いの彼のために、カレーを作ったけど、山ほどくったのは、相棒の方だったような…



8/16(金)〜17(土)

 りきやん氏と相棒を残して、実家へ。母が熱を出したのだった。弟は山登り。
 公的な書類を書いたり、車でしかできない用事をしたり。
 犬の散歩をしているとき、軽いハプニングが起こり、トトに左腕を、激しく後方に持って行かれる。
 当日はそうでもなかったけど、どこかやられたらしく、だんだん痺れが出てくる。

 夜は、カドカワの『ミステリ作家徹底解剖 綾辻本』の原稿を書く。なんかこのタイトルって、同人誌みたい…(^_^;



8/18(日)

 台風が来ているので、早々に戻る。
 帰ると、りきやん氏がまだいてたので、『どう森+』をしてから(^_^;、東京駅にお見送りに行く。
 彼は「カワチさんがマンガなのを観れるのは、○○マンション(>うちのマンション名)だけ!」と言う、悪たれ口を残して去る。うう。
 東京駅で合流した某魔人さんと相棒の3人で、八重洲ブックセンターをひとまわり。買った本は『おまえはケダモノだ、ヴィスコヴィッツ』(アレッサンドロ・ボッファ 河出書房新社)『なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか』(ダニエル・L・シャクター 日本経済新聞社)『うそつき』(チャールズ・V・フォード 草思社)
 夕飯は、牛タンの『ねぎし』で。おいしかった。



8/20(火)

 左腕〜肩が治らないので、針治療に行く。左の鎖骨の周辺に謎のでっぱりが。犬事件の際に出たのか、仕事中にこったのか不明なので、また後日再治療。



8/24(土)

 一日置きに鍼に行って、左手があがるようになった。

 そろそろシンちゃんの次の話を考えなくてはならないのだけど、ネタがなんにもなし。困ったなあ。
 その他、珍しいジャンルの雑誌から依頼が来たので、そのストーリーを考えてみたり。これは、正式に決まったら、報告します。

 15日にメールをくれたnatsuniさん。どうやら、親御さんのメールアドレスを使っておられるようなので、お返事書くの迷って…。
 結局ここでお返事することにしました。
 今日発売の、『サスペリアミステリー』に、人形シリーズの新作漫画が載ってますので、読んでくださいね。メールのお返事出してもいいようだったら、またメールくださいませ。

 相棒が休みだったので、電車に乗って、上板橋へ。何故上板橋かというと、駅前にサーティワンがあるからだ。そこで、アイスを3個食べて(爆)、科学館で遊ぶ。公園で一休みして、イトーヨーカドーで散財して、古本屋で買い物して、駅前の焼き肉やさんで夕飯。かなり遊べる、『かみいた』なのでした。



8/25(日)

 読書の秋、と言うことなのか、ミステリ関係のサイン会が2件あります。

 我孫子武丸さん、田中啓文さん、牧野修さん、三氏のサイン会です。
  ■「三人のゴーストハンター」発売記念 サイン会
 開催日時:9月7日 17:00〜
 開催場所:文教堂書店 溝の口本店(神奈川県川崎市高津区溝の口416)
 詳しくはここ

 綾辻行人さんのサイン会です。
  ■『最後の記憶』の刊行記念のサイン会
 9月7日(土)14時〜     北海道・紀伊國屋書店札幌本店地下街店
 9月9日(月)17時30分〜  東京都・三省堂書店神田本店
 9月12日(木)17時30分〜 京都府・ブックファースト京都店
 9月14日(土)14時〜    福岡県・紀伊國屋書店福岡本店

 『最後の記憶』(角川書店)
 定価:本体1600円(税別)
 四六判
 ISBN:4-04-873399-0-C0093


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