(2004/5/17)
2004 春 テレビアニメ視聴予定表
やたらと新番組の多い春です。アニメばかりか、なにげに『ウルトラQ dark fantasy』をテレビ東京で放映開始。といっても『Monster』とかぶってしまったのでANIMAXで見ることにしたため、これからです。日曜日は特撮の日?でも仮面ライダーがあの調子ではねぇ。
このリストはいつもどおり、芳賀さんの「2004年春のTVアニメ新番組案内Ver.0.9」<20040308214254eIzvFTYluSJ6@News.Individual.net>を参考に作成しました。記して感謝いたします。
その後の1月開始脱落組
3月終了番組の感想
●次週が楽しみ >
―(毎週見てます) >
▲考え中 >
×脱落
★とりあえず保存中
- 日曜日
- 00:30 『ウルトラQ 〜dark fantasy〜』(ANIMAX)new!(4/18スタート)
- テレビ東京では4/7から放映中。平成版はへいちゃん石坂浩二に変わって佐野史郎ナレーターを勤めます。
- 08:00 『仮面ライダー剣 Blade』(TV朝日)(特撮)
- お話そのものが進化の袋小路に入ってしまったような感じがする今日この頃。スペード君とハート君とダイヤ君の区別はつくようになりました。
- 09:30 『レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜』(フジ)new!(4/4スタート)
- 怪しいサブタイトルに第1話の録画失敗。
- で、期待せずに第2話を見たらこれが!変身前はハム太郎、変身後はデジモンなドラゴンと、パステル調であっさり描かれた2等身の子どもたち。なれど大地丙太郎監督、おじゃる丸比5倍こどものおもちゃ級のかっと飛ばしたギャグ。おまけに小学生の英会話授業対応だ。難点は一部声優の口説が悪くセリフが聞き取り難いこと。
- 19:30 『火の鳥』(NHK総合)new!(4/4スタート)
- はっきりいって手塚治虫は好きではありません。が、日曜日のゴールデンタイムに持ってきたNHKに敬意を表してとりあえず見ようかなと。
- 高橋良輔監督。ハイレベルゆえ可もなく不可もなく。若山富三郎がアニメの狼を斬っていた角川映画よりはいいでしょう。
- 月曜日
- 00:00 『花右京メイド隊〜 la verite〜』(千葉TV)new!(4/5スタート)
- 陽性なお馬鹿ちょっとシリアスお色気もの。けっこう好きだったりします(^^;;
- 01:30×『ヴァンパイアホスト』(TV東京)(特撮) new!(4/5スタート)
- 由貴香織原作。ギャグホラーっていうんでしょうか。『仮面ライダー龍騎』で黒いロングコートなびかせていた彼がホスト業を営む吸血鬼役。オーナーは佐野史郎。なんてわかりやすいキャスティング……。
- 18:30×『アムドライバー』(TV東京) new!(4/5スタート)
- 建物しか壊さない怪獣とおもいっきり安全側に振って、正義の味方がアイドル化しているというおもしろい設定も、いったいいつの時代のアニメかというかんちがいした演出でだいなしに。捨て。
- 火曜日
- 00:00 『妄想代理人』(WOWOW)
- 演出のうまさと技術力にだまされているような気がしてなりません。面白いかといわれると困るタイプの作品です。
- 01:30 『MADLAX』(TV東京)new!(4/6スタート)
- 傑作Noirを思いださせるだけにかえって不利か、と思っていたのですが。
- 変。マドラックス(主人公その1)変。エージェントだけどふつうの女の子、をしたいらしいけど戦闘前にわざわざドレスに着替える必要あるのか?
- 02:58×『Gantz』(フジTV)new!(4/13スタート)
- 奥浩哉原作。不条理もの?Gonzoだけあって滑らかきれいに動く。心の声も全部セリフになっているけれど違和感なし。でも、毎週見たいかっていうと疑問。
- 18:00▲『修羅の刻』(TV東京)new!(4/6スタート)
- OPをみて個体識別に自信がもてませんでしたが、本編はありがちな展開の上、いちどにでてきたりしなかったのでひと安心。ってそういうもんじゃないと思いますが、テレ東のお子さま時間に格闘もの、それも戦国時代が舞台なんてのを持ってきていいんでしょうか。
- 2週目に入っても展開はまったり、説明セリフ多過ぎ。お姫さまが後を追うのは見え見えなんだから。
- 水曜日
- 00:53 『MONSTER』(日本TV)new!(4/7スタート)
- うまいすぎ。演出のテンポも作画、音楽も、不安をそそるオープニングも。主人公の設定はキンブル先生@逃亡者なんですけど。で、たぶん、野球の延長放送で時間がずれて見なくなる予定(^^;;
- 01:30×『ラグナロクオンライン』(TV東京)new!(4/7スタート)
- 贋ファンタジー時代錯誤アニメ。いまどき職業=冒険者とかチョコボに乗った騎士団とかやられてもねぇ。
- 01:55 『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』(日本TV)
- とりあえず保存中ですがどんどんハードディスクにたまっていく一方です。
- 02:54●『忘却の旋律』(TBS)new!(4/7スタート)
- 20世紀に人間とモンスターの大きな戦争がありました。そして勝ったのはモンスターでした。
- 予備知識0で見ました。これは注目株。榎戸洋司脚本、長谷川真也キャラクターデザイン、。J.C.Staff製作、とくればウテナだが、バイクのデザインは貞本義行、主人公は色々たまっている少年でGainax製作でもあるのでエヴァも入ってるかも。アーチェリーの授業風景でこの世界の異様さを印象づける脚本のうまさ。モンスターの異質さもすばらしい。かっこつけモンスターのあまりに情けない実体はわざとでしょうね。しかし戦闘シーンはへん。差別化が変な方にいっている?
- 18:00 『SDガンダムフォース』(TV東京)
- 新番組ではありません。梟猫氏にのりがアイアンリーガーだと唆されてみてみました。
- ちょうど、これまでのお話、だったのでのりはわかりませんでしたが……フルCGの動きが滑らか過ぎて酔いそう。将来アニメがこっちの方向に行くのなら、老後用にストックを作っとか無くちゃ。あと、みんなガンダムなので個体識別がめちゃくちゃたいへん。それより何よりザクがザコになってる(;_;)モビルスーツといえばザクでしょう?
- 19:00 『テニスの王子様』(TV東京)
- やぁっと関東大会が終わります。そろそろ有終の美を飾るべきなのでは……。
- 木曜日
- 01:30●『鉄人28号』(TV東京)new!(4/8スタート)
- あの、OVA『ジャイアント・ロボ〜The Animation〜』の、というか“ただの横山光輝おたく”の今川"Gロボ"泰宏監督です!
- 故に、主題歌も今風にAVEXを使ったりしません(009もなぁ)。ビルの街にがおー♪もちろん時代も高度経済成長に向かいながら戦争の傷跡もまだまだ残っている昭和参拾年。テンポのよい畳み掛けてくるような演出。作画のレベルの高さ。丸っこいキャラに引くと損をします、きっと。
- 18:30●『絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク』(TV東京)new!(4/1スタート)
- この火星には水がある!しかも海賊ものでロボットもの。制作ボンズだけにおもしろくなりそうです。
- 金曜日
- 00:30 『この醜くも美しい世界』(BS-i) new!(4/2スタート)
- OPを見て。こんどはデビルマンかっ実写映画化の前にやったもん勝ちかっ?
で、ヒロインはCCさくらのコスプレしてて、天才科学者はまほろまてぃっくの巨乳先生。ダブルヒロイン、学校のお友達もいます。どうも『まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜』の影がちらつきます。ヒロインがなぜ男に都合のいい性格なのか合理的に説明してくれるのはもちろん山賀さんのGAINAX製作。
- 01:30▲『最遊記RELOAD GUNLOCK』(TV東京)new!(4/2スタート)
- RELOADのクライマックスが結局、原作無印のカミサマ編だったのでながーいタイトルで仕切り直し、というか男の色気ものの正しい時間帯にやっと移れたというか、学習しろよテレビ東京(KAIKANフレーズの時間移動)っていうか……。
- RELOADからそのまま続いていて前説なし。ついてきたい奴だけついてこい、で、いけるほどの力も感じられません。お話はいつものパターンでテンポも悪く、加えて第1話のくせに作画が崩れてます。つっこむ気も失せました。
- 第2話も熊に追われる馬鹿話と紅孩児のどシリアスがばらけて支離滅裂。作画もシーンごとに顔が違うし……。
- 02:42▲『天上天下』(TV朝日)new!(4/2スタート)
- 原作漫画の表紙だけ見るとすごーく『一騎当千』っぽいんですが、はたして。
- 「てんじょうてんげ」と読みます。やはり拳とか乳とかに脳の養分がいっちゃった人たちの学園喧嘩ものでした。頭悪そうって、喧嘩ものはみんなそうか。どこかでみたようなキャラ設定、絵も品がありません。あのどーしよーもなかった『火魅子伝』とおなじ原作者だけに余り期待はできません。ただ、声優陣だけはむやみに豪華なので見続けるかも。
- 土曜日
- 08:05 『ウォーターシップダウンのうさぎたち』(NHK BS-2)new!(4/24スタート)
- 20年くらい前に劇場アニメになったことがあります。イギリス製でわりとよくできていました。吹替え版では井上陽水が唄う『ブライト・アイズ』が大甘で内容にあってませんでしたが。2クールなりやってくれるなら、うさぎの「お話」なんかもでてくるかな。ちょっと楽しみ。
- 18:00●『鋼の錬金術師』(TBS)
- こいつは生き残るだろう、と思っていたヒューズ中佐があっさり。職場の宴会で仕入れた情報によるとこれは原作どおりとのことですが、とにかく容赦なしです。
▲
- 日曜日
- 火曜日
- 23:00 『エリア88』(ANIMAX)
- 水曜日
- 00:00 『勇午〜交渉人〜』(キッズステーション)
- 丁寧に描くこととのたのたしたテンポで進むことはイコールじゃないと思う。
●面白かった! >
無印(平均、あるいは平均以上でも守備範囲外) >
▲後一歩 >
×ダメダメ
- 日曜日
- 04:30 『Gilgamesh』(フジ)(3/21終了)
- 主人公をとりかこんでおめでとうは別格として、派手な兄弟喧嘩でしたとか、遺言は最後まではっきりと、とか、とほほな終わり方をこれまで色々見てきたわけですが、主人公たちがあっさりきっぱり茶番といいきる女の嫉妬というのは空前絶後かもしれません。しかも、原罪は繰り替えされるという壮絶。なんのカタルシスも得られない、ある意味得難い作品かもです。評価はしませんが。
- 23:30▲『MEZZO』(千葉TV)(3/29終了)
- お話は他愛もないもの。ひたすら広川太一朗さん、長島雄一さんの話芸を楽しむ時間。宇宙人とか幽霊とか出してきたけど御町内のドタバタで。最終2話もすかっとしなかったし。和外(かずと)はどこにいっちゃったの?
- 火曜日
- 01:30●『GUNGRAVE』(TV東京)(3/30終了)
- 蘇る記憶、最期にハリーとブランドンは相思相愛であることに気づいたのでした、ってそういう話じゃ無いので誤解しないように。
- 上を目指す者と支える者のすれ違い、『ベルセルク』鷹の団編もこういう展開でした。たどりつく先も見えていたとはいえ、丁寧に成り上がり過程を描いた成果で、お約束感も『カウボーイ・ビバップ』の不完全燃焼もなし。デア・ウォーケン、九頭文治はもとより、やられ役のOverKillsのみなさんにいたるまで、ことごとくかっこよすぎ。きれいに決着つけた甘さが黒田洋介ならではかな?
- 水曜日
- 02:12 『PEACEMAKER鐵』(TV朝日)(3/24終了)
- 寺田屋をようやく襲撃して終わり。原作も途中なんで、って吉田先生の生首抱いたままの鈴を放って置いてはいけないでしょう。歩ねぇが殺されてからの怒濤のシリアスがよかっただけに惜しまれます。期待度が高かったら▲つけたところですけれど、色物新撰組としては絵も美麗、動きも声も良しなのでOKです。『風光る』や『新撰組!』よりはいいや。
- 木曜日
- 01:00 『マリア様がみてる』(TV東京)(4/1終了)
- 1クール、予定調和にきれいに終わりました。これを好きだといってしまうのは、転げ回るほどでは無いがかなり恥ずかしいと思います。
- 01:30▲『十兵衛ちゃん2 シベリア柳生の逆襲』(TV東京)(4/1終了)
- これも一種の技術と才能の無駄遣いかも。無印の面白さと感動はどこへ?
どうでもいいんですが、J2製作委員会、うまくいくとJ9まで、とか一瞬思った人は年寄りです。
- 02:58 『R.O.D -THE TV- 』(フジTV)(3/18終了)
- 終わってません。またやってくれたなフジテレビ(--#
- 03:28▲『GUNSLINGER GIRL』(フジTV)(2/26終了)
- 二人死んで、それでも淡々と世界は続いていく、と。で、制作者は何を描きたかったの?可愛い女の子のマシンガン乱射?何かもう一つ欲しかった。
- 18:30×『最遊記RELOAD』(TV東京)
- RELOADではなく無印のカミサマ編で終わり。間すっとばして最終回を見るという最近はやっていなかった荒技をかけてしまいましたが問題無し。原作どおりにアニメ化して面白い作品と面白く無い作品があるという当たり前の事実、というよりはそれほどの力が原作に無いってことだと思います。
- 土曜日
- 08:05 『プラネテス』(NHK BS-2)
- 原作は4巻で第1部完。
- アニメのタナベは嫌な女だったけど(原作ではそれほどでもありません)、自分の暗黒面をみたし。宇宙の職人さん星野親子にならフォン・ブラウン号はまかせていいかな。
- 09:00 『ふたつのスピカ』(NHK BS-2)
- なんか原作は人気らしいんですが。
- 小学校低学年からまったく行動パターンが変化していない小娘には、ぜったいに宇宙にいって欲しくない。まわりで人死にがでること間違い無し。自分の気持ちを押し付けて気づかない無神経さといい、一所懸命ならそれでいいのかっ。
▲
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