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会場前景 | 会場案内板 |
落語会にMATAROさんが出演するというので行ってきました!
場所は日暮里駅からすぐの日暮里サニーホールというところ。小ホールというところで、150席くらいの、落語をマイクなしで聞くには丁度
良い程度の大きさのホールでした。
事前の問い合わせでは、「当日でも券はあります」という事でしたのであんまり入りが良くないのかなぁと心配していましたが、なんのな
んの既に結構な人出。結局開場までに満席になりました。
開場を待つ人々の中にはTOSHIさんの姿も。オマケに意外な人が。ミュージカルスターの島田歌穂さんの姿を発見!誰のファンなのか
なぁ?
出演者及びプロフィール
金原亭世之介(きんげんていよのすけ)師匠
金原亭馬生(きんげんていばしょう)=<古今亭志ん生の実子にして古今亭志ん朝の兄、池波志乃の父>に師事し、古典落語の本格派。
この道20ん年の中堅落語家。MATAROさんの師匠。
林家種平(はやしやたねへい)師匠
林家三平(はやしやさんぺい)=<先々代林家正蔵の実子にして林家こぶ平、一平の父>に師事。種子島出身という異色の噺家。主に
新作落語をやる。
五街道わたし(ごかいどうわたし)
五街道雲助(ごかいどうくもすけ)に師事。まだまだ修行中の二つ目。
そして我らがMATARO師匠だ!
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チラシ | 演目&チケット |
いよいよ登場!MATARO師匠!
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高座姿のMATARO師匠 |
いよ!待ってました。真打ち登場!(本当は真打ちじゃないけど)
着物姿もなかなか決まっている!演しものは「井戸の茶碗」。大作だ。ちょっと不安。
マクラのところで、落ち着かないのかやたらに扇子で高座をたたく。「いゃあ、私たたくのは上手いんですよ」当たり前だ、商売だもの。
結構ウケた。
いよいよ羽織を脱いで噺の本題に入ろうとしたのだけれど・・・羽織の紐が絡まってほどけない・・・あせるMATAROさん。ウケる。
こんな所でウケてどうする。
この「井戸の茶碗」という噺は人情噺である。正直者のクズ屋が縁で、曲がった事の大嫌いな、律義なお侍二人が、互いの利益を譲り合
ってすったもんだ、最後はハッピーエンドになる、といった噺だ。詳しく知りたい人は、寄席に行くかレコード等で勉強しよう。
MATAROさん大熱演。30分はあろうかという大ネタを無事演じきりました。いやいや、素人とは思えない噺っぷりでした。大拍手!
リズキンのライブの時の一人芝居の演技力も、こうやって落語を通して培われたのか!と思って一人納得してしまった。
トリは世之介の「お化け長屋」季節ネタの定番です。うーん!やっぱり玄人は上手いや!大ウケでした。
普段余り落語を見る機会の無い人達が多かったようでしたが、話術の巧みさに、いつのまにか落語の世界に引き込まれていました。
たっぷり3時間の落語会でしたが、時の経つのも忘れてしまい、あっという間に終わってました。なんか、今度は末広亭にでも行ってみ たいなぁなんて、落語のよさを再発見しました。
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終演後の世之介師匠とMATARO師匠 |
オマケ
終演後MATARO師匠に突撃取材しました。
−−お疲れさまでした。早速ですが、落語は古くからやってらっしゃるんですか?
M:いや、ここ数年の事なんですよ。世之介師匠とお知り合いになってからです。師匠にやってみない?と勧められて・・・
--持ちネタとしては幾つぐらいありますか?
M:今回で4回目なのでネタも4つです。高座にかける度にネタを仕込んでいますから・・・でも、最初にやったのは忘れちゃったかも(笑)
−−お稽古はどういう風にやっているんですか?
M:だいたいテープを聞いて、あと分からない言葉とか地名とかも出て来ますので、速記本を見て確かめながらもやりますね。
−−世之介師匠には稽古つけてもらうんですか?
M:ええ、だいたい2回くらい見て頂くんですけど、今回は忙しくて時間が無かったので見てもらえませんでした。
−−またこの次もやって頂けますか?
M:一年に一回ずつやっていますから、また一年後ぐらいに師匠に呼んで貰えたら演ってみたいなぁと思っています。
−−是非お願いします。絶対見に行きますから。最後にお願いなんですが、サイン頂けますか?「コメホカさん江」
と。
M:ええ、いいですよ。(じつに気軽に!「いいひと。」だぁ)
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サインして貰っているところ | じゃーん!サインだ! |
お疲れのところを気さくにインタビューに応じて下さり感激でした。どうも有り難うございました。
という訳でとっても楽しい落語会でした。また次も期待していますからね。