吟シャリ亭

穫れたて吟醸米を全国から産地直送!元お米メンバー個々の活動報告コーナー


産直通信その92:「We Love JB 〜 Soul of Blues Alley」 レポート:ぷるっぷる

2002.3.30 目黒ブルースアレイ

(Vo) 永井ホトケ隆 (Pf/key・HAMMOND−B3) 佐山雅弘 (B) 青木智仁 (Ds) 鶴谷智生 (G) 稲葉政裕

(BIG HORNS BEE)
(T.sax) フラッシュ金子 (A.sax) オリタ・ノボッタ (Tb) 河合わかば (Tp) フッシー小林 (Tp) ヒマラヤン下神



 あう〜、かっこよかったよぉ……。いまだに巡るめぐる音楽がぁ……本日、レポート魔のぷるっぷるはお休みさせていただきます(笑)。
ということで、感想文をばひとつ。

 We Love JBっつーライブは過去何回かありました。聞きに行った人からの大興奮レポートを見てまして、そのたんびに「行きてぇなぁ」と思っておりましたが、その気になるとやってくれない(泣)。んで1年以上ぶりに復活した、っつーことで行ってまいりました。(長い前置き)

 もう、ね、グルーブ感っつーの? だんだんテンションを上がっていくのがわかるのよ。JBの手法をしっかり踏襲して、ノンストップ、アクセル踏みっぱなしのライブでした。
 ライブそのものは1stと2ndの2部に分かれているんだけど、もちろん楽曲かぶってませんし、雰囲気も変えてきているのがくやしいやらうれしいやら。

 1stステージは、まずリズム隊(鶴谷智生dr.&青木智仁Bs.)にピアノ(佐山雅弘)、ギター(稲葉政裕)が客席をぬって入ってくるんだけど、佐山さんを除いて全員アフロヘアのカツラを着用、大爆笑が起こります。特にドラムの鶴谷さんは金髪のアフヅラ!くぅ〜初っぱなからやってくれるゼ。そしてホーンセクション(BHBの5人)が登場。ここでも両端の2名(金子&下神)がアフヅラを着用。わーん金ちゃん、やめてよぉ。それなきゃかっこいいのに。シモちゃんのアフヅラ姿、こういう人います、おばちゃんで(爆)。

 登場後、さっそく演奏を始めます。リズムもアップテンポでノリがいい。ほどよく客席があったまったところで英語のメンバー紹介&ボーカルを招くためのアオリがインサートされるの。このへんも本家JBのやり方よね。じらされつつアオラれつつ、ついにボーカル(JB役)の永井”ホトケ”隆さんが登場、 すかさず次の曲『FUNKY GOOD TIME』へ。ここではJB's(BHB)からフッシーがフィーチャリング。うーん、いい。稲葉さんのファンキーギターもいいわぁ。久しぶりに聴いたけど、ひょい、って持ち上げられるのテンションが。
 んで終わったのか終わらないのかわからないまま(笑)3曲目へ。たぶん『I don't Care』っつーんじゃないのかな? オリタさんのアルトサックスソロがいい感じ。んでまた♪ジャーン、ダンダンダンダン、って音がつながったまま次の曲『I Feel Good』っつーの??(今回曲名はてきとーです)。わかばさんのパワフルなロングソロがいいんだわぁ。
 4曲終わってようやくMC。ステージ奥で開演前からピンスポを浴びていたダンシングJB人形を指して「これ、歌うんです」って聞かせてくれた。腰を振りながら歌うJB人形に、もー声でないくらい笑ったわ。そしてさらにホトケさんのお話は続…かなかった。「昔の曲ばっかりやってちゃいけない。と本人が言ったわけやないですけど。自分がそう思っただけで。じゃ新しい曲」っつーことですーぐに次の曲『I'll Go Crazy』へ。
 これは6/8の割にスローな曲でブルージー。佐山さんのピアノソロにしびれ、シモちゃんのソロにどきどき。してたら次に行っちゃった。『Call Meなんちゃら』って言ってたけどわっかんなぁい。金ちゃんのロングソロがあったよ。

 後半ホトケさんから♪HEY HEY、♪Come'onってアオリがあってホトケさん対ミュージシャン&客席で♪HEY HEYの応酬。これがまたほぐしてくれるっつーか、わくわくしてくるっつーか。本家JBでもよく使う手法なんだ(ろう)けど、いいもんだよなー。
 んで次がR&BチャートNo.1に輝いたという『Try Me』。ミラーボールは回るわ、赤い照明がつくわのメロメロバラードBHBはハコバン状態(笑)で和音のロングトーンを吹いてる。さっきまでのバリバリソロがどっかいっちゃったぁ(笑)。
 でメロメロのまま終わるわけはなくて、また曲のお尻がつながったまま次の曲。ここでフィーチャーはベースの青木さん。ベースにしてはすっごい速弾き、低音からだんだん上に移動して、メロディらしきものができてくる。すんごいテクに口あんぐり。
 キメを最後にしゃらっとステージを降りる皆さん。シモちゃんだけがJB人形に深々とおじぎしているのが笑えたわ。


 2ndステージはのっけからテンション高ぁい。前奏に煽られてホトケさんがでてくるとすかさず次の曲へ。んで、シャウティングラブソング『I don't Mind(だったよなぁ?)』が凄かった。
途中何度も♪Au!、♪ジャン(ホーン)のやりとりがあって、これが真剣勝負っぽい。キメゴトなんだろうけど、いつくるか、っていうのがわからないから、みんなマジ。このあたりの応酬がタマラナイんだよなぁ。本家JBも、いきなり振ってくるから気を抜けないってのがあるみたいだけど、ほんとそういう感じ。
 あー確か『SEX MACHINE』とか『Think』とか定番曲があった気がする。でも興奮のあまりメモを放棄したので失念。残念、無念。
どこでだったか、佐山さんのアフヅラ姿も拝見しました。バラードでピアノとボーカルの掛け合いがあったんだ。あとコーラスも入れてらっしゃいまして、非常にうれしそうなアフヅラ姿が脳裏にくっきり焼き付けられました(笑)。
 んで、終わりのほうで下神、小林、わかば、オリタ、インターバルがあって金子、とロングソロが続くの。ここもひとりひとりの個性の違いがくっきりで目も耳も離せない。
 わかばさんのソロにはコーヒールンバが入ってました。「あれ?どっかで聞いたメロディ」って思った。だってリズムがFUNKだし、ブレイクポイントも違うし。じーっと聞いていたら終わりの方でようやくわかった。それからオリタさんはソロにUHA UHAをインサートしてましたね。ちょびっとだけどBHBの曲が聴けて幸せ♪
 最後の曲ではホトケさんの♪Two Timesの声が聞こえなかったか、ギターの稲葉さんがカッティングを続けていて笑われるし(解説:ホトケさんのかけ声にあわせてその回数分だけ演奏するの。♪Two Timesなら♪ジャンジャン、♪Three Timesなら♪ジャンジャンジャンってぐあい)。ほんとに気の抜けないかんじだったよなぁ。
 
キメゴトと即興が合体した、どきどき・わくわくするライブ、そういう一夜でした。



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