つづらのさん率いるクインテット。出演者は以下の通り。
トランペット:下神竜哉
サックス :つづらのあつし
ベース :小井政都志
ドラム :松山修
ピアノ :佐山雅弘
この他にゲストドラマーとして青木エンメイさんが一曲だけ参加。
店内はボックスになったテーブル席と、カウンター席があり、6〜7分くらい埋まっていました。客層は若い女性のグループあり、会社帰
りのサラリーマンのグループあり、ロマンスグレー(死語?)のオジさまありとバラエティーに富んでいます。
軽い食事とビールを楽しみながら過ごしているうちに2回目のステージが始まりました。
久しぶりに聞く本格的ジャズに期待でわくわく。
1曲目は「Redevose」。佐山さんのオリジナルです。スイング感がGood!でも、訳すと<再離婚>ってどういう意味?続いて
づづらのさんのオリジナル「ツヅルンバ」。軽くてノリのいい曲です。3曲目は「Me&Mrs Jonse」。続けて4曲目「シークレ
ット・ラブ」。いいっ!今夜は酔ってしまうぞっ!っと。5曲目はがらっと雰囲気が変わって「大阪かぞえ唄ブルース」。けっして冗談音
楽ではありましぇん。れっきとしたジャズです。関西風の数の数え方はメロディアスであるという事から、そのメロディーをモチーフにし
た曲。6曲目は「Hesitation」。
バンマスのつづらのさんは、関西なまりの軽妙なMCでなかなかイケてます。下ちゃんの事は「米米クラブから来た下神君です」と紹介し
ていました。黄色のスーツを着ている下ちゃんが目立っていると何度も言ってました。確かに、目立ってたけど・・・(他のメンバーは普
段着っぽかったから)
ソロをとる時も、アイコンタクトか譜面を指差す程度で合図するだけなのに、まるで長年のバンドのようなコンビネーション。さすがプ
ロ!と感心しきり。
2回目のステージはどちらかというとギンギンのジャズというよりもちょっと軽目でした。
3回目のステージはスティービーワンダーの「マイ・シェリル・オー」からはじまって、「インビテーション」、「インナサイレントウ
ェイ」と畳み掛けるように続く。ここで、ゲストドラマーの青木さんが登場。昔つづらのさんの居たバンドのバンマスだったとか。
いきなり参加しても違和感無く演奏するところがジャズメンだなぁと思ってしまう。「Yes or No」。再び松山さんがドラムに
戻って「Watcing River」ギュインギュインと飛ばすんだもん。わたしシビシビしてしまいました。
最後は「Say it」でしっとりとエンディング。
今日の下ちゃんは全くおしゃべりしないでひたすらジャズプレイヤーに徹していました。かっこいい!
後で聞いたところ、譜面も渡されずに演ったんだって、凄いよ下ちゃん!そのうえ、「もっと勉強しなきゃ」だって。えらい!なんて謙虚
なんでしょ。この次も期待してますからね。
気がつくとすでにシンデレラも帰る時間になっていたのでした。飲んで食べて、こころゆくまでジャズに浸って、ああっ!大人の時間を堪 能したのでした!