産直通信その９７：Three's Co. & Big Horns Bee　　　レポート：ぷるっぷる

2002.10.28 名古屋ダイアモンドホール

浅野 祥之(G) 松原 秀樹(B) 沼澤 尚(Drs)
FLASH金子(TS)、オリタノボッタ(AS)、河合ワカバ(TB)、FUSSY小林(TP)、ドロップ佐久間(TP)
森俊之(Key）

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１０月２８日、名古屋のダイアモンドホールで行われたThree's Co. & Big Horns Beeのライブに、神奈川から遠征しました。 　このライブの前日は、石井竜也氏のNYLON CLUBツアーNHKホール公演でして、そこで踊り狂った筆者は、すでに脚が筋肉痛ぎみ。 　しかしそんなことは言っていられません。BHBのリーダー、フラッシュ金子こと金子隆博氏は、NYLON CLUBのバンマスでもあり、 仙台、東京、そして（BHBでは）この日の名古屋、翌日の神戸とライブ４連チャンなのですから。 　 　なんとかたどり着いた会場は、定員五百名のライブハウスです。といってもオールスタンディングではないので、 ゆったり座って開演を待ちます。 ステージはもうセッティングが終わっていて、バックにはキーボード、ドラム、ベース、ギター。フロントにはマイクが５本……え？５本？　 下神さんがぬけたので現在は４人のはず？　ということは、トランペットがもうひとり入るんだわ。 　ゆるゆる〜とした待ち時間が眠気を誘う。寝不足の身体が「寝ろぉ」と言っている……。かっくん、と首が落ちたそのとき、下手からThree's Co.の方々が登場し、一気に目が覚めました。 　ドラムのリズムにのって、BHBはひとりずつ吹きながら登場。まずは…おや？あの人は以前どこかで見たような…（爆） 　トランペッターのお方、たぶん名前を佐久間さんとおっしゃったような。下神さんほどではないにしろ、 なかなかにリッパな体格の持ち主です。 　２人目はフッシー、つぎはわかばさん、４人目はオリタさん、しんがりが金ちゃん。ひとりひとりロングソロを決めると次の人が出てくる趣向。みんなかっこいい。 　５人そろったところで次の曲へ。たぶん『Make It Funky』だと思ったな。それからはもうなーんも覚えてないぐらい大興奮。だって曲間がないんだもん。ドラムのタカさんはずーっと叩きっぱなし、ノンストップのメドレー。 ６曲を一気にメドレーして、ようやく最初のＭＣ。 　 　このライブのもともとの始まりが自主制作のＣＤだった話を、沼澤タカさんが話していて、「１２００枚ぐらい作って売った」というところを 　「１２００万枚」と言ってしまったところで脱線、「１２００万枚売れたらどうしようか？お城建てちゃう？みんなでライブできるようなところを作って…」 なんてうれしいこと言ってくれちゃって。でも１２００万枚売れなきゃだめなんだよね、はは。 　そうそう、新入・佐久間さんのステージネームは「ドロップ佐久間」、まんまやないかい！（笑）。 今度やるときは「サクマドロップス」を差し入れしましょ♪ 　このあともドンドコ曲はあった、はず。でももう記憶ぶっ飛び。わかばさんの ラウドなロングソロとか、オリタさんのバリトンサックスソロが腹にきたとか、 首を振りながら笑顔で叩くタカさんとか、ソロの時光ったフッシーの汗とか、金ちゃんのフルート対旋律とか、キーボードの森さんのパーカッシブな演奏とか、 超音波か！と思うような佐久間さんの高音とか、ブッチャーさんのラップ（とい うよりガナってた）とかチョッパーベースばりばりの松原さんとか、きれぎれに あるんだけど、どれがどれやらもーわからん。ＣＤにあった曲は全部やったはず、 本編最後の曲はたぶん『DUNE』だったはず、です。 　立ちっぱなしでノリっぱなしの２時間半、さすがに脚と足が痛くってもうボロボロ。 ヘロヘロのまんま深夜バスで横浜まで帰ったのでした。 しかしここに落とし穴、なんと東名高速の集中工事渋滞＆交通事故見物渋滞でもって、 バスが３時間も遅れてしまったのです。 午前６時に着くはずが着いたのは９時、当然会社は遅刻 ……もうあのことは思い出したくありません（合掌）。 　帰りは最低（個人的）だったけど、ノリは最高（ほんとーだ！）のライブだった。できれば今度は東京で見たい、けど。

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