月刊ジパングツーリングでは01年の5月号、7月号で北海道炭鉱遺跡物語と題して2度炭鉱の特集が組まれました。 これはグループ炭坑夫によるもので地域別にとてもわかりやすい解説がしてあります。

5月号ではまず夕張周辺を、7月号で三笠〜沼田を網羅しています。 この2度の特集で道央の主要な炭鉱遺跡はすべて紹介されているといって過言ではありません。 地域ごとに地図と写真で10ヶ所程度のお薦め物件が記されています。

今まで私も全く知らなかったような遺跡がたくさんありました。 岩見沢レールセンターが北海道炭鉱鉄道時代の工場であったことなど初めて知りました。 煉瓦造りの建物の魅力的な写真を見てとても行きたい思いにかられています。 また三笠、弥生の三角屋根の炭鉱住宅もどうしても訪れたい場所になりました。

道央以外の炭鉱の紹介は今回はされていませんがグループ炭坑夫のホームページにはそれ以外の地域も含めて炭鉱遺跡マップが掲載されています。 北海道の炭鉱遺跡を訪れる資料としてたいへんお薦めです。