
平成18年3月に廃校となった恩根小学校
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丸玉産業の津別工場。丸玉産業は大正14年に創業した年商400億を誇る合板メーカーです。全国では5工場を有し、津別町では病院、ガソリンスタンド等も経営する企業です。道内の町村が基幹産業の不在に悩む中、津別町にはこうした企業があるのは貴重な存在と言えるでしょう。
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丸玉産業に程近い場所にある材木会社の工場跡地。産業自体は斜陽産業であるため厳しいものがあり津別市街周辺にも遊休地が広がります。
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津別市街の南の国道240号沿いにあるつべつ木材工芸館。展示は地元メーカーのウッドクラフト等が中心です。長時間滞在する場所ではありませんがこんな施設があるのも「愛林のまち」を称している津別町らしさでしょう。隣接してつべつ木工体験工房もあり。
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写真は活汲小中学校。市街は美幌に近いということもありそれなりの人家が密集します。
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津別市街から本岐市街へ向かう途中を東に折れしばらく行くと恩根の集落に着きます。写真左は恩根小学校の現役当時の風景です。写真右は平成18年3月に廃校になった後、11月に訪問した時に撮影。「あふれる笑顔ひまわりの花咲く恩根小」の標語は現役時代からあり、暖かい生徒の息吹をわずかながら共有した気になったものです。「ありがとう恩根小」のメッセージは廃校になる時に製作されたものと思われます。
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開基50年記念碑の脇に恩根校閉校記念碑が新たに建立されました。大正4年に恩根木禽特別教授場として始まったこの学校の歴史は終焉したのです。
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恩根小学校からさらに奥へ。恩根付近は谷間ながらもそれなりの空間があります。
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恩根の奥の栄。民家は現在全く存在せずわずかに農地が広がります。農家の廃屋も点在しますがそれなりの時間を経過したものが多かったです。
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本岐市街。駅があった場所からかつての駅前通りを眺めるがまだまだかつての雰囲気を留めていました。
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写真左は平成14年に新校舎が完成した本岐小学校。写真右は平成13年に廃校になった本岐中学校。
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本岐市街からチミケップ湖に向かう途中には沼沢小学校があります。廃校になってかなりの時間が経過しているものと思われますが農機具庫として再利用されています。
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沼沢は狭い谷に牧草地が続きますが鹿害防止のためのネットフェンスが張られています。
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農家の廃屋やサイロが点在します。
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地神と馬頭観音。
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写真は本岐市街から相生市街に向かう途中にある大昭会館。かつての学校跡と思われます。
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写真は本岐市街から二又へ向かう途中にある木樋会館。脇に開拓記念碑があります。これらの施設が人口が少なくなった最後の集落の中枢としての機能を担い、これさえもが荒れ始めた時が集落消滅の前兆ともいうべきものなのでしょう。
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木樋から二又へ。
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陸別町との境に程近い二又にある二又小学校。荒れ果てた平屋の校舎が痛々しい。右側には増築が加えられた部分がありかつての活気を感じさせます。周りにはわずかに農家が残る程度。
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