多寄・白鳥の宿


■多寄・白鳥の宿

天塩川の河川改修により取り残された旧河川は湖沼となり天塩川に寄り添うように水をたたえています。 この多寄にもひとつのそんな沼があります。 この沼で白鳥の餌付けが行われ、白鳥が秋の南下してくる時、春のシベリアに帰る時の2度立ち寄るようになりました。 なんということもない沼ですがここには白鳥をめぐるドラマがあるのです。

10月と4月頃が白鳥で賑わうシーズンです。 それ以外の季節でも訪れる人があり、カモなどがいます。

(交通:士別-[JR10分]-多寄-[JR5分]-瑞穂-[JR4分]-風連-[JR8分]-名寄)

■白鳥の飛来地の看板

多寄・白鳥の宿を訪れると最初に目にすることになるのがこの看板です。 田園地帯が天塩川によって途切れる末端に小さな沼があるのです。

■新聞記事

白鳥の宿に関する話題が満載の掲示板です。 これを読めばなぜこの沼が白鳥の宿となったかがわかります。 それにしても白鳥の宿とはかなり日本的なネーミングですよね。 募金の箱もあるので気持ちだけでも入れましょう。

■沼全景

沼はちょっと人工的な長方形の形をしています。 白鳥が飛来することがなければそれこそ目立たない水溜まりに過ぎないでしょう。

■宿泊用のバス

白鳥が羽を休める季節に餌付けをする人が泊まるためのバスです。 多寄中学の生徒が泊り込み、白鳥に餌を与え続けたという話が新聞記事にも載っていました。


  北海道旅情報巻頭  3-4.川と水の風景 
多寄・白鳥の宿