上砂川では炭鉱の櫓が幾つか残っています。 ひとつは地下無重力実験センターの櫓で立坑が研究に利用されています。 また上砂川神社の脇の櫓はかなり古いもので三角の青い屋根がとても魅力的です。 こちらは私有地ですので近くまでは行けません。
■無重力科学館
地下無重力センターを紹介している施設です。 10mシミュレーション落下塔でしくみが早わかり?
■かみすなかわ炭鉱館
上砂川の炭鉱資料館です。 建物が斬新なデザインで美しい。 反面、展示はいまいちかな? 水力採炭の擬似体験はものすごい音で一度やってみる価値があります。
(入館料2館共通360円、10:00〜17:00、月曜休)
■上砂川神社
上砂川の山神社です。 小高い丘の上にありますがそこに至る石段には倒木が倒れ放置され、 本堂も倒壊したままの状態です。 山の歴史とともに神社も使命を終えたのでしょうか。
■旧上砂川駅
「明日、悲別で」というドラマの舞台になった旧函館本線上砂川支線の駅です。 今は昔あった場所から100m程移設され保存されています。 駅の中には当時のロケの写真などが展示されています。 「駅」という映画でもロケに使われたことがあります。
■上砂川温泉パンケの湯
平成9年に改築された新しい温泉です。 サウナがお勧め。
(日帰り入浴500円、10:00〜22:00)
(交通:砂川-[バス22分]-上砂川-[バス8分]-上砂川温泉)
名前の通りスイスのチロル地方をイメージした建物です。 歌志内にはこんな雰囲気の市営住宅まであったりします。
もとは炭鉱の坑道から湧き出てた温泉を活用したとか。 この付近の温泉の中では道の駅も併設され、一番人気の温泉です。 健康度別に入浴プログラムが用意されていますのでやってみるのもいいかもしれません。
(日帰り入浴500円、10:00〜22:00)
■かもい岳温泉
かもい岳スキー場に隣接しているのでスキー客には便利ですが、ドライブで寄るにはちょっとめんどくさい。 しかしながら温泉だけでなくアスレチックジムまで使えるのはお得かも。
(日帰り入浴450円、10:00〜22:00)
■神威岳展望台
夏場には山頂からちょっと南に下った展望台で歌志内の細長い市街地を見渡してみましょう。
■郷土館ゆめつむぎ
小さいながらも歌志内の歴史をぎっしり詰め込んだ郷土資料館です。 特に地下の収蔵展示室はこれでもかという位の展示の数に圧倒されます。
(入館料300円)
■こもれびの杜記念館
北炭の迎賓館の旧北炭空知倶楽部が一部保存され開放されています。 贅を尽くした建物は必見。 個人的には歌志内一番のお薦め場所です。
目立つ看板はなく見つけるのに苦労するかもしれませんが歌志内市街をまず最初に目指しましょう。 そして歌志内市街裏手の中央公民館の東隣のちょっと奥にひっそり建物は佇んでいます。 時間があったら歌志内神社に登るのも一興。
(入館料無料、5月〜10月の9:00〜17:00、月曜休)
■悲別ロマン座
旧住友上歌鉱会館が保存されています。 「昨日、悲別で」のロケの行われた場所です。
(交通:砂川-[バス23分]-中村市街-[バス10分]-歌志内市街-[バス4分]-上歌交番前)
住友赤平と赤いネオンサインが輝いた立坑も、今はその施設自体はかろうじて残っているもののほとんどの部分が使われていません。 しかしながらそんなネオンサインが先日、数日間点灯されました。 町の歴史の語りべとして立坑とネオンサインが保存されることを期待してやみません。
■ズリ山展望台
炭鉱から掘り出したズリが積もってできたのがズリ山です。 そんな山の頂上まで階段が造られ、頂上が赤平市街を見渡す展望台になっています。 777段も階段は続き、そのひとつひとつに個人の名前が入っています。 それを眺めながらゆっくり登りましょう。
赤平駅にはズリ山の反対側しか改札がありませんが滝川方に地下道があり、線路をくぐりズリ山に行くことができます。
■あかびら火まつり
ズリ山展望台の山が火で輝くことがあります。 それはこのあかびら火まつりの日です。 7月の第3金、土、日に開催。
■赤平公園展望台
体力のない人はこちらかな?
(交通:滝川-[JR15分]-赤平-[JR17分]-芦別)
カナダと赤毛のアンのテーマパークとして生まれたカナディアンワールドは現在はテーマパークとしては営業はしていませんが、 広々とした公園として生まれ変わっています。 営業は5月〜10月。
■芦別温泉
カナディアンワールドへ行く途中にある温泉です。 温泉としての歴史は古いのですが、新しい広々としたクアハウス的な施設でいろんな入浴法を楽しめます。 その分ちょっと高め。
(日帰り入浴:1020円、7時-22時、17時以降710円)
■北の京芦別
五重の塔と三十三間堂を模した建物が立ち並ぶ風景はとても不可思議です。 この建物はホテルとして営業しているので泊まってみるのもおもしろいかもしれません。 大観音像も圧倒されます。
■上金剛山展望台
芦別周辺は観光的にはかなり地味なところです。 そのためついつい通り過ぎてしまうのですがここだけは時間を割いてでも訪れたい所です。 芦別の南にそびえ立つ芦別岳から美唄岳に至る山並み、空知川、芦別市街など360度の展望が楽しめます。 途中のダートは狭く対向車が来るとちょっとたいへんかも。
■星の降る里百年記念館
道の駅スタープラザ芦別に併設された芦別市の郷土資料館。 動植物から開拓史まで幅広く紹介。 芦別と文学の関わりを説明した展示もあります。
(入館料:300円、9時-17時、年末年始休館)
(交通:滝川-[JR15分]-赤平-[JR17分]-芦別)
北海道旅情報巻頭 4-8.夕張・雨竜・空知