寿都の風力発電所と鰊建築



寿都の風力発電は平成元年に運転を開始した寿都風力発電所がその起源です。寿都風力発電所は平成12年に運転を休止しましたが、平成11年寿都温泉ゆべつのゆ風力発電所、平成15年に寿の都風力発電所、平成19・23年に風歌風力発電所が営業を開始、現在は計10基が営業運転中です。寿都湾に面する歌棄地区には9基が並び、その様は壮観です。



歌棄の海沿にぽつんとある神社と江差追分歌碑。



明治20年築の佐藤家住宅。鰊場建築ながらも漁夫宿泊部を含んでいない点が特徴です。



明治12年頃築の橋本家住宅。国道拡張前は土蔵が立ち並んでいました。



旧岡田家倉庫。



鮫取澗には袋澗が残ります。防波堤の先の岩礁には鳥居と灯台がありました。


参考文献 平成17年 後志学後志鰊街道 後志鰊街道普及実行委員会




北海道旅情報巻頭  3-9.ぐるり海岸線紀行

寿都の風力発電所と鰊建築