そして拠点にするなら島牧YHでしょう。 北海道南西沖地震で被害を受けた建物も立て替えられ立派になりました。ここで最新情報を手に入れ出発しましょう。
国道229号は一時第2白糸トンネルの崩落などがあった影響で島牧-瀬棚において大規模な改良工事が進んでいます。今でさえ余り海をのんびり見られる場所は少ないのですがゆくゆくはほとんどトンネルばかりということになるかもしれません。
■島牧漁り火温泉
漁り火を望むということで名前が付いたこの温泉は小さな施設ですが海のすぐ脇にありのんびり海を眺めながら露天風呂を楽しむことができます。
(日帰り入浴400円、10時〜21時)
■道の駅よってけ島牧
ウニや海産物を自分で選んで焼いて食べるレストランがあります。そのレストラン以外は特に見るべきものは少なそう。
■賀老食堂
普通にちょっと満足するなら賀老定食1,000円。もっと満足したいなら刺身盛り定食1,500円かな。刺身だけでなく山菜の類もとってもおいしかったです。定食は麺類よりもかなり早く出てきます。急いでいるときは定食を頼むのがいいのかもしれません。
■モツタ海岸温泉
道路わきのちょっとした高台にある温泉です。いろんな効能がある名温泉。新築された建物と浴槽も快適です。
(日帰り入浴500円、9時〜21時)
■千走川温泉
千走川の清流のすぐ脇に立つ一軒宿。ガードレールには日帰り入浴の旗もはためきほのぼのした雰囲気がとてもいい。温泉も成分がびっちり浴槽にこびりつき効能もばっちりでしょう。
(日帰り入浴400円、12時〜21時)
■宮内温泉
山間にある小さな温泉です。こちらものんびり浸かりたいものです。
(日帰り入浴450円、10時〜21時)
■スナフジ沼
山の中にひっそり佇む小さな沼。以前は川をさかのぼり行く必要がありましたが今は林道が開通しています。不思議な雰囲気もありちょっと訪れてみるのも面白いでしょう。
■河鹿の湯
野天温泉の中でも行くのに苦労するかもしれない所のひとつ。岩の小さなドームができていてその上から温泉が湧き出ています。島牧YHなどで情報を仕入れてから行きましょう。
■金花湯
こちらはそのさらに奥にある野天温泉。島牧YHなどで林道の開通の有無などの情報を仕入れてから行きましょう。
(交通:寿都-[バス39分]-島牧役場-[バス27分]-栄浜)
北海道の滝でひとつを選べと言われたのなら必ず選ばれるのがこの賀老の滝です。水量も豊富で幅も広い滝はものすごい迫力です。 滝を望む展望台はがけ崩れのために残念ながら以前よりちょっと滝より遠くなってしまいました。しかしそこまでも滝の飛沫はぐんぐん飛んできます。の雪解けの頃は特に水量も多くお勧めです。がけ崩れ以前は滝にかなり近いところまで寄って行くことができたのですが先日雪解け時に訪れたときは川岸を伝って滝まで行くことはちょっと不可能でした。
アクセスに関しては現在は舗装道路が島牧の市街から滝の駐車場まで続いているのでたいへん便利になりました。 しかしながら道路が開通するのは5月下旬から10月中旬頃までです。 また駐車場からは賀老の滝の見えるところまでは舗装道路を15分、そして谷をひた下って15分かかります。そしてさらに川岸まで5分ほどかかるのです。下った後の登りはもっとたいへんです。覚悟していきましょう。
■ドラゴンウォーター
自然に湧き出る炭酸水が味わえます。川岸に湧水のポイントがあり目印が付いている場所に行ってみましょう。私が訪れたときは残念なことに雪解け水で水量が多く水没していました。
■ブナの森
千走川をつり橋で渡るとブナ林が続き、一周30分程度で散策ができます。
■島牧ウィンドファーム
海岸線をただひた走るだけではつまりません。ちょっとした脇道にそれてみると美しい風景に出会うことがあるのです。島牧村の本目から黒松内へ向かう路線は全線よく整備された道路ですが丘陵の牧草地の中を交通量も少なくのんびりはしることができるのです。そして峠には風力発電の風車が6基そびえたっています。駐車スペースは島牧側からだとスノーシェッドを抜けたすぐのところに小さな看板がありかろうじて1台程度なら停められそう。風車の真下まで歩いていくことができ風車の力強い音を聞いてみるのもおもしろいのです。
■弁慶岬
弁慶岬にはその名の通り弁慶の銅像があります。島牧付近の険しい海岸線とは違い穏やかな雰囲気。
■ゆべつの湯
展望塔がある町営温泉。露天風呂からジャグジーまで一通りのものがそろっています。 国道から内陸部に入りますが案内の標識はちゃんとあります。
(日帰り入浴500円、10時〜21時、6月〜8月は〜22時、第1月休)
■鰊御殿
鰊の番屋が宿になっているらしいです。
■磯谷高地
かつての町営牧場です。海を望むことができますが風景的にはいまいち。
(交通:黒松内-[バス32分]-寿都、岩内-[バス72分]-寿都、寿都-[バス39分]-島牧役場-[バス27分]-栄浜)
茂津多岬は急峻な250m以上の落差の断崖に囲まれた岬です。かつてはその標高を歩いて登らなければならなかったのですが何のためか林道、散策路が整備され気軽に行くことができるようになりました。しかしながらその一見整備された灯台まで続く林道は途中まで舗装されているものの微妙な広さでかつ側溝があるため行き違いが限られた所でしかできません。こんな形では不用意に林道に入ってしまい苦労する人がでそうな感じもします。形だけの公園、林道を造ってもしょうがないと声を出して言いたいような産物です。
■茂津多岬灯台
林道の終点に小さな灯台があります。灯台の中段まで上がることができ青い海が見渡せます。残念ながら海岸美は望めません。
■デッキテラス
林道に小さな駐車場がありそこから歩いて5分ほどで行くことができます。こちらの方が展望的にはすぐれています。
■展望広場
奥尻島を望む展望広場らしいのですが実際のところあまり展望がいいばしょではありません。駐車スペースも直近にはなくわざわざ寄らなくてもいいでしょう。展望広場よりちょっと須築市街に下った所の展望が私は好きですね。
北海道旅情報巻頭 4-5.積丹・ニセコ・島牧