士幌線最終日の各駅模様



士幌線最終日の各駅の様子です。普段は乗降がほとんどないと思われる駅にも多くの人が降り立ちました。始発列車は下り列車しか停まらない国道脇の黒石平に到着。数人の降車客を残し、列車は出発していきました。



帯広駅にも「さよなら士幌線 ながい間ご利用いただきましてありがとうございました」の横断幕が掲げられていました。



駒場。



音更。



士幌。



黒石平。下り列車のみ停車します。



黒石平と対を成す電力所前。こちらは上り列車のみしか停車しません。周囲にはこの時には無人の社宅が立ち並んでいた記憶があります。待合室前の階段を下りるとホームがありました。



黒石平4番地には糠平電力館が平成12年2月までありました。三角屋根の建物で、十勝の開発とあかりの変遷、北海道とでんぱつなどを紹介した施設でしたが閉館後すぐに取り壊されてしまい、黒石平は建物がすべて消え去ってしまいました。



北海道旅情報巻頭  3-5.北の鉄路
士幌線最終日の各駅模様