4-6-1.札幌市街


北大周辺

■北海道大学

札幌駅北の西側一帯は北海道大学のエリアです。北大のキャンパスはのんびり散歩をするには良い場所で観光客も多く訪れます。時間があるなら北18条駅から札幌駅までを歩くのがいいでしょう。また構内への車の立ち入りはできないのでご注意下さい。北大動物病院前には乳牛がいるのも独特な風景。清華亭から伊藤邸横を抜けていくと北大植物園へも近い。

■札幌農学校第2農場

北海道大学の前身となる札幌農学校の第2農場の施設群が残されています。明治10年代と明治40年代に建てられた主に木造の建物は見事で、特に明治10年築のモデルバーンのどっしりした風貌には目を奪われることでしょう。施設内には農場の歴史や各種農機具が展示されているのも興味深い。

(開園時間:10時-16時、4月29日-11月3日、但し敷地内見学は6時-18時、年中)

■イチョウ並木

秋のイチョウ並木は黄色く輝きます。長さ約400m。

■苺館

石造の喫茶店。ケーキセット、軽食等があります。

■ポプラ並木

平成16年の台風により多くのポプラが倒され、現在若木が植えられ再生中です。一部のみ歩くことができますが迫力不足。

■北海道大学総合博物館

北海道大学内の博物館で多岐にわたる展示はなかなかのもの。企画展示もいつも何かしら開催されています。3階のアインシュタインドームの建築美も鑑賞したい。ミュージアムショップでは北大グッズも売っています。博物館へ寄付金をするとピンバッチが貰えます。ピンバッチは週替り。

(開園時間:9時半-16時半、6月-10月、10時-16時、11月-5月、月・年末年始休)

■クラーク像

北大の南のロータリー前に札幌農学校初代教頭のクラークの像があります。そしてこの周辺には古河記念講堂、札幌農学校図書館、昆虫学養蚕学教室等の明治時代に建てられた木造の校舎が並んでいます。サクシュコトニ川が流れる風景も魅力的。

■清華亭

札幌最古の公園、偕楽園の唯一残る和洋折衷の木造建築。周囲にはわずかながらも公園の風景を偲ばせる雰囲気が残ります。

(開園時間:9時-16時、年末年始休)



円山周辺

■円山動物園

札幌の動物園と言えばここ円山動物園です。近年施設の改善が進み、行動展示により動物の生き生きとした姿を楽しむことができます。円山動物園グッズも特にシロクマグッズが人気。隣接して円山公園第一駐車場、第二駐車場があり約800台が収容できますが、混雑時は待たされることもあるので公共交通機関の利用が無難です。

(入場料:9時-17時・2月-10月、9時-16時・11月-1月、12月29・30・31日以外無休、600円、年間パスポート1000円)

■円山

札幌市街を眺望する場所としては藻岩山が有名です。 この円山はその藻岩山の標高の約半分の225mですが手軽に登れるのでお薦めです。 標高が低いので碁盤上の街を間近に望むことができ、山頂も岩場で高度感を感じます。 登山道は二つあるので登り下り使い分けることができます。

■北海道神宮

明治2年からの歴史のある北海道神宮は境内も広く、桜の名所でもあります。樺太開拓記念碑、日清戦争、日露戦争の記念碑もあり。

■大倉山シャンツェ

札幌オリンピックの舞台の大倉山ジャンプ競技場は競技を行っていない時はペアリフトで展望ラウンジまで上がることができます。ジャンプ台と札幌市街が眼下に広がります。大倉山特製ソフトクリームもあり。

(リフト料金:8時半-18時・5月-10月、9時-17時・11月-3月・4月16日-4月30日、4月1日-4月30日休、500円、ホームページクーポンにて450円)

■札幌ウインタースポーツミュージアム

ウインタースポーツの歴史を展示するだけでなく競技を体感・体験できるゾーンもあり楽しめます。入場料金以外の追加料金はいりません。大倉山クリスタルハウスには売店やラムダイニング大倉山もあり。

(入場料金:9時-18時・5月-10月、9時半-17時・11月-4月、無休、600円)

■六花亭

2階が広い喫茶室になっていて有用です。ケーキ、あんみつなど。

■かまだ

おせんべいを使ったメニューもある小料理店。

(交通:さっぽろ-[地下鉄2分]-大通-[地下鉄5分]-円山公園)
(交通:円山公園-[JRバス[円14]荒井山線地下鉄2分]-大倉山競技場入口、ぶらりサッポロ観光バスも立ち寄る)



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4-6-1.札幌市街