留真温泉の今昔



浦幌町のうらほろ留真温泉は浦幌市街から本別浦幌線を12km北上し、さらに留真から看板を目印に4km東に行った所にあります。長らく休業していた温泉は町営温泉として平成23年3月に生まれ変わりました。PH9.8のアルカリ性単純温泉はほのかな硫黄の香りが漂います。

入館料は500円、営業時間は11:00-21:00。年中無休。


留真温泉は明治32年頃に発見され、当時は小屋に五右衛門風呂が据えられ地元の人が利用していました。その後大正4年に留真温泉館が木造3階建で営業を開始しましたが浦幌炭鉱の閉山に伴い閉鎖されました。昭和40年にボーリングが行われ、昭和41年営業を再開。写真の建物はその時に建設されたものかもしれません。経営者が何度か変わりながら、平成17年に燃料価格が高騰した折に休業に至りました。

遠くにあった看板は一部が崩れていました。



平成16年当時の留真温泉は2階建の建物でした。



本別浦幌線から曲がる場所にある案内板は浦幌町のキャラクターウラハとホロマが温泉に入ったものでした。大きい看板は昔からあったと記憶しています。



新しいうらほろ留真温泉は食事のできるコーナーもあり、小さいながらもしっかりしたものでした。露天風呂もあります。場所は以前の建物とほぼ同じ位置でしょうか。目印になっていた木はなくなっていました。



北海道旅情報巻頭   9.アラカルトレポート
留真温泉の今昔