太平洋フェリーニューいしかり伊勢湾クルーズ乗船録





名港西大橋を通過するニューいしかり



太平洋フェリーに平成23年3月に新造船のニューいしかりが就航しました。震災の影響により旅客扱いは現在は行っていませんが、4月16日の伊勢湾ランチバイキングクルーズではその雄姿を初めて披露することになりました。太平洋フェリーに乗って仙台、苫小牧へ向かうことができるようになることを願って止みません。

伊勢湾ランチバイキングクルーズの予約は太平洋フェリー公式サイトから可能です。大人(中学生以上)6,700円、小人(小学生)4000円、幼児(3歳以上未就学児)1000円が基本料金でインターネット予約は5%割引になります。人気があり満員になる場合も多いので予約は早めにすることをお薦めします。クルージングシップは平成23年度はきそ、ニューいしかりの2隻となっています。



太平洋フェリーのフェリー埠頭は金城埠頭の手前にあります。公共交通を利用で伊勢湾クルーズに参加する際には名古屋市営バスがあおなみ線野跡駅からあります。実際にはほとんどの人が車利用でフェリー埠頭に入ると、係員の指示により縦列駐車をすることになります。駐車はぎっちり詰め込む訳ではなく、下船の際も比較的スムーズに出発ができる場合がほとんどと思われます。



1階で手続きをすると案内、チケット、ランチバイキングチケットを渡されました。案内には当日のイベントの詳細が記されています。チケットの交換には予約番号とカード決済の場合はクレジットカードが必要です。手続き時間は10時からですが若干早く始まっていた模様。



2階が入口になります。乗船開始は10時50分。



インフォメーションではクルーズ中の客室利用の販売が行われます。料金はセミスイートルーム10000円、特等室5000円、1等室4000円となっています。これらの船室を借りずにプロムナードのソファーや一部開放される2等室を利用する方法もありますが、ゆったりするにはやはり客室利用をお薦めします。先着順でセミスイートは2室しかないため競争率が非常に高く、ここを借りたい場合には乗船する列の先頭近くにいないと正直辛いでしょう。写真は特等室。




ランチバイキングは乗船時にA班(11時-12時)、B班(12時-13時)、C班(13時-14時)が指定されます。時間が1時間と短いので若干慌しかったです。



料理は入口から2コースに分かれ、皿に好きなものを載せることになります。また奥にも料理が置かれたテーブルがもうひとつありました。レストラン「サントリーニ」は細長く奥まで行くと料理を取りに行くことが億劫になるかもしれません。



海側の4人席はすぐに満席になっていました。



スタンド(ヨットクラブ)ではコーヒーやジュースの無料サービスコーナーがありました。



またミニコンサートも開催されていました。



似顔絵コーナーや英国式マッサージコーナーは有料です。



帽子や服は無料貸し出し。



展望大浴場も開放されています。客室を借りた場合はその部屋のタオルを利用。それ以外の場合は持参するかショップでタオルを買えば利用できます。



ラウンジ「ミコノス」ではストリートパフォーマンスが2回とビンゴゲームが1回開催されました。ビンゴゲームは14時からということでクルーズの最後のイベントとなります。1枚100円でビンゴカードを販売。ビンゴがなくても絵葉書が必ずもらえます。



北海道旅情報巻頭   9.アラカルトレポート
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