4-16-4.北見・温根湯温泉


留辺蘂・温根湯温泉

北見から石北峠を越え層雲峡へ抜ける国道38号線は北海道において最も伝統ある観光ルートです。そのため随所に旧態依然とした観光施設がありますが、最近の画一化された観光施設とは違い、それはそれで味わい深いものがあります。ドライブの途中ちょっと立ち寄ってみるのもいいのではないでしょうか。

■温根湯温泉

巨大ホテルの大江本家と温根湯ホテル四季平安の館と数軒のホテル、旅館が立ち並びます。商店街はかつての温泉街の雰囲気を色濃く残していますが寂れているのがかなり物悲しい。ツツジ山があり5月中旬が身頃です。日帰り入浴は各温泉で実施していますがこの付近で入浴するなら滝の湯温泉へ行くのがいい気もします。

(大江本家日帰り入浴:800円、13時-22時、温根湯ホテル:600円、12時-15時、つつじ荘:400円、15時-20時)

■道の駅おんねゆ温泉

お土産屋がたくさん並んだ民間のドライブインの様な雰囲気で駐車場はとても広い。シンボルタワーの果夢林、からくり王国などがありますが全体的に中途半端な感じです

■山の水族館

道の駅の裏側にある施設で水族館と郷土館が併設されていますが中途半端極まりない施設。

(入場料:560円、9時-17時、4月-11月中旬)

■北きつね牧場

北きつねと書かれた鳥居が目印。檻の中の北きつねと放し飼いになっているきつねがいます。ふさふさしたきつねを見るなら冬がお薦め。

(入場料:500円、8時-18時、冬期は9時-16時)

■小野塚正信記念館

記号のような絵に短い文が添えられた色紙や豆本が展示室には1万点以上展示されていて壮観です。

(入場料:600円、10時-17時)

■北見温泉(ポンユ)

旧留辺蘂町内にある温泉でぬるめのアルカリ性単純泉。

(日帰り入浴:500円、9時-21時半)

■滝の湯温泉

滝の湯温泉には市営の滝の湯センターとニュー静林荘の2軒があり源泉は同じものを使用しています。つるつる感のある単純硫黄泉として有名です。どちらも露天風呂、ジャグジーなどはなくシンプルな浴室。

(滝の湯センター日帰り入浴:310円、11時-21時、ニュー静林荘:300円、11時-21時)

■塩別つるつる温泉

滝の湯温泉の奥にあるのが塩別つるつる温泉です。こちらもつるつる感のある単純硫黄泉ですが源泉は前者と異なります。新浴室と旧浴室があり前者には雰囲気のいい露天風呂もついています。混雑時は後者が空いていて利用価値があります。

(日帰り入浴:500円、8時-21時)

■留辺蘂開拓資料館(武華駅逓跡)

大正9年に建設された駅逓が開拓資料館になっています。

■北海道きつね村

この付近にはきつねを称する観光施設がたくさんありますが温根湯温泉にある北きつね牧場が一般的に最も知られている施設でここは別物です。ここには北きつねだけでなくシルバーフォックスが放し飼いになっています。

(入場料:500円、8時-17時)



北海道旅情報巻頭  4-16.網走・サロマ・紋別
4-16-1.網走