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◇北海道への想い◇

1985年から北海道への旅を重ね20年になりました。 「北海道のどこがいいの?」と聞かれることも多いのですがいつも答えに困ってしまいます。なんとなく旅の心がくすぐられる、そんな土地が北海道なのです。最近身近なところでも本当にいいなと思える風景に出会うことが多くなりました。

特に好きな土地を少しだけあげさせていただきます。有名なところでは釧路湿原や摩周湖は何度訪れてもまた行きたくなります。釧路湿原はオーソドックスなコースもいいのですが広いだけあっていろいろなルートから訪れることができ興味が尽きません。摩周湖は望むことができる場所は限られてしまいますが季節によりいろいろな側面を見せてくれるのが好きです。あまり有名ではないところではやはり道北の浜頓別周辺が忘れられない場所です。主要観光ルートではないため訪れる人は少ないのですが風景的にはやはり一級品です。周りには何もないのですがカムイト沼は特にお勧めです。また北海道には離島が幾つかあり島々の風景はやはり独特で魅力的です。

◇炭鉱について◇

炭鉱とその周辺地域の変容は研究対象として常に興味を持っています。 夕張をはじめとする炭鉱を主にして成り立っていた地域がどのように成り立ちそして衰退するのか。 またその衰退をくいとめる手だては何かなど大学時代には名古屋大学文学部地理学教室で研究していました。 炭鉱閉山などの地域への負のインパクトはついつい対応が後手後手になりがちです。 いかに早期に対応していくかが重要でしょう。 また人口減少を許容した地域対策が必要になるでしょう。 人口減少抑止政策には必ず限界が存在し、それ一辺倒ではかえって地域を歪ませる性格を持つのではと私は考えます。釧路の太平洋炭鉱が閉山し日本の主要炭鉱は残念なことに消滅しました。

◇過疎について◇

最近、特に気になっているのが道北・道東などの山間市町村の行方です。 林業の衰退、、厳しい農業の現実、近郊主要都市周辺への大規模ショッピングセンターの進出などにより人口の減少、もしくは集落の消滅が止まりません。そのような状況をいかにして受け入れ、地域の未来を描くことができるでしょうか。国の施策による半強制的な市町村合併には強い憤りを感じます。北海道の場合、行政区画を単純に人口が少ないという理由で合併していくことはさらに人口減少を加速させかねません。補助金が大半を占める市町村財政やそんな市町村に大きな公共施設が鎮座する現状は確かに問題ではあるのですが、現在の行政区画に準じる形でその中で小さな自治組織を目指していくことが最良である気がしてなりません。

◇うた◇

学生時代に合唱をしていた関係で合唱は趣味の中のひとつとしてあげられます。大学時代は名古屋大学男声合唱団、就職後最初の赴任地浜松ではVOXPOPULIという合唱団に入っていました。現在はさらに静岡に移り特定の合唱団には所属していません。ルネッサンス期の宗教音楽、邦人の現代曲、近代の外国曲などを中心に歌っていました。好きな作曲家は邦人では三善晃、新実徳英などです。 外人ではクーラ、モンテヴェルディーなどです。歌謡曲は正直最近縁遠いのですが少し前までは井上陽水、aiko、川本真琴などを聴いていました。しかし好きには程遠いのです。

◇ほん◇

小説では川上弘美(蛇を踏む)、村山由佳(天使の卵)、エッセイでは渡辺淳一(風のように)、漫画ではわかつきめぐみ(SoWhat?)、木村紺(神戸在住)などを好んでいます。共通する項目はなかなか見つけられないのですが多少現実離れした世界で軽やかにストーリーが進んでいくものと現実を客観視して見つめた文章が多いと思います。北海道関係の書籍は小説、エッセイ含めて読んでいることが多いです。


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