■能取湖のアッケシソウ群落 アッケシソウの群落はその名前の通りの厚岸湾、そして南オホーツクの能取湖、サロマ湖などにあります。 塩分に強い植物で湖岸の湿地帯に生息します。 おもしろいのはその姿で葉というものはなく茎だけが針山の様に湖からつき出ています。 最大の特徴はサンゴ草とも呼ばれることで分かるように9月頃に赤く染まります。 中でも最も美しいといわれているのがこの能取湖卯原内のアッケシソウです。 他の群落に比べて密集してアッケシソウが群落をつくっているため湖面は一面の深紅といってもいい程でこたえられません。
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■卯原内の木道 卯原内の群落では本当はなかなか近づくことのできないアッケシソウの側まで木道で行くことができます。 周り中アッケシソウに囲まれ幸せを感じます。 観光客がたいへん多いところですので写真撮影のため木道を降りる人がいますがそれだけは絶対にやめてください。 湿地が少しづつ裸地と化してしまいます。
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■空とアッケシソウ 明るい空の下、アッケシソウの群落は紅と空を映す湖面が交錯し、とても美しい風景が展開します。
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■シギとアッケシソウ なぜかシギが元気にアッケシソウの周りを歩き、人気を集めていました。
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■築堤 写真ではちょっとわかりずらいのですが、木道の他に川が側を流れていて築堤があるためそこからも写真を撮っている人がいました。 築堤をゆっくり歩いてみるのもいいのかもしれません。
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北海道旅情報巻頭3-6.花と紅葉とガーデンの旅