ロープウェイの中間駅に大きなダンプカーが停まっていて、どうやってこんな所まで来たんだろう、と思っていたら、ロープウェイの下をえっちら登ってくるもう一台のダンプカーに遭遇。氷河の横の工事現場にダンプカーが停まっているという不思議な光景を目の当たりにして、なーんだそれならと、歩いて下ることにしたら、上には上があるもんです。凄いのぼりだというのに、マウンテン・バイクで上がってくる人が居ました。
途中には、スイス山岳会の小屋もありロープウェイで下らなくって良かったと思ったものです。ロープウェイからロープウェイの乗り継ぎにバスも利用すればいいのですが、できれば歩いた方がいいですよ。途中にバラグライダーだったかの離陸地点もあり、バス道は水平道でもちろん整備されてるし…。景色はもちろん!!
さて、ここで音楽祭が開催されていることは、どんな本にも載っていない。どうも、音楽はスイスと無縁とガイドブックの編集者が思いこんでいるのか、はたまた音楽関係に無関心なだけなのか、わかりませんがね。
でも、どこでやるんだろう、と思っていたところ広場にテントをぶっ建てて、即席ホールを作っちゃうという荒技でした。これが意外といい演奏家が来ているようで、昨年はオーケストラはユース・オーケストラ(学生オケ)ですが、バーバラ・ヘンドリックスやらキーシン、指揮者のクルト・マズアなどという一流が来ていて、ちょっとびっくり。これを知ったのは、行ってからのこと。帰国の後ふとBSを見ていると、ここの音楽祭の放送があり、びっくりして、録画しました。ユース・オケで、まっ、出来はそこそこでしたが…。
七月から八月始めの山歩きと音楽会、ちょっとミスマッチみたいですが、いかがでしょうか? |
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