とうとう七回もスイスの本の紹介をすることになってしまいました。七回目の最初はガストン・レビュッファと親交ある登山家で、フランス・シャモニーの名誉市民でもある近藤等氏の「アルプスの空の下で」(中公文庫)を紹介したいと思います。 「星と嵐」などのレビュッファの著作を多く翻訳し、私たちに紹介してくれたこの岳人への敬意を表したいと思います。