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スイスのアルバム
トゥーン編

 この小さな町を、作曲家ブラームスが大変好んだそうですが、なんとなくわかる気がします。高台のお城とアーレ川の河畔の道の間にはブラームスの小道という名のついたプロムナードとなっています。

 旧市街に入ると、道路と歩道が二重構造になっていて、歩道の下にも店舗があったりして、他の町では見られることのない光景に目を奪われます。
 旧市街に入ると、道路と歩道が二重構造になっていて、歩道の下にも店舗があったりして、他の町では見られることのない光景に目を奪われます。

 歩道の下の家というか店では、きっと頭上をバタバタ歩く音がうるさいだろうなぁ、などと思ってしまいますが…。 突き当たりに市庁舎広場があり、視界が開けてお城がよく見えます。
 このお城の下の市役所広場から見たトゥーン城はとても良い姿に見えます。川辺の方に行けば、カフェやレストランなども多く、食事をしたり、お茶を飲んだりと、ゆったり過ごすことができます。

 基本的にノンビリ・モードでいきましょう。 さて広場の端っこの屋根着きの階段(ローザンヌやフリブールにもありましたっけね)を上がって行くと、お城に着きます。
 お城の中へは上左の写真の奥の階段を登ったところの受付で入場料を払って入ります。しかし展示してあるものはそう面白いものでもなく、武器や昔使われていた器具を展示してあるに過ぎませんが、最上階の四つの塔の窓からの風景はなかなかのものでした
 市街への下りは、教会の方に下って見ましょう。これがブラームスの散歩道です。ここを歩きながら、ピアノ三重奏曲第3番やチェロ・ソナタ第2番、バイオリン・ソナタ第2番や多くの歌曲を作ったのです。



 途中にある新しめの教会は、グラーフなどのクラヴェースへの録音にも使われた響きの良い教会です。
 この魅力ある町は、観光客であふれんばかりのインターラーケンからほど近いところにあることを是非知っておいて下さい。
 そしてブラームスの名曲を聞いて、その生まれ出た土地を是非訪ねてみて頂きたいと思います。