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スイスのアルバム
ロショ・ド・ネイ編

 ロショ・ド・ネイというのは「ネイの岩山」という意味だと聞いたことがあります。モントルの駅から登山鉄道で行くのですが、駅の一番奥、湖からすれば山側となります。そこの駅前ホテルのカフェがある所がロショ・ド・ネイ行きのホームです。
 モントルーの裏山に登るようなもので、なんとなくブリエンツ・ロートホルンに似ていないこともありません。電化されているのですが、時々あの前屈みの機関車も登場します。
 途中の駅(グリオン)を過ぎたあたりだったかと思いますが、左の写真の給水ポンプがありました。やっぱり汽車ポッポが走っているのです。
 汽車に出会えるといいなぁと思っていると、ジャマンの駅で行き違いました。
 つやつやした新しいボディの汽車で、ブリエンツのように古さがあまり感じませんでした。詳しく見ていないので、いつ頃の汽車なのかはわかりませんが、ロートホルンでも新造車が走っているのですから、人気があるので最近作ったというところかも知れません。
 お花畑の中をしばらく行くと終点です。右の写真は頂上駅の付近を登ってくる列車を撮ったものです。
 頂上駅は石造りの頑丈なものでホテルが併設されています。ここで泊まってサヴォアの山に映るアーベント・ロートを楽しむのもまたいいでしょうねぇ。
 近くには、アルペン植物園があり、もちろんエーデルワイスなども植えられています。結構いろんなところで見ますので(野生でなければの話です)珍しくはないでしょうが。
 よく晴れた日には、ベルナーオーバーラントの山々も見えるそうですが、この日はちょっと曇っていました。 。
 でもあたりののどかで、広がりのある風景は絶品であります。ここにフォーレやチャイコフスキーが来たのでしょうか?ストラヴィンスキーは登っていたと思いますが。