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スイスのアルバム

モルコーテ編

 モルコーテはルガーノから船で行くと良いでしょう。ガンドリアとは逆の方向でサン・サルヴァトーレ山のある半島の先端あたりにあります。もちろんバスでも行けるのですが、木々の生い茂った、緑の湖水を行くのは、ちょっとスイスに来ていることを忘れるような風情があります。

 湖岸にはホテルやレストランがあり、おいしい魚を食べさせてくれます。湖岸のプロムナードは一種のアーケードになっていて、土産物屋が並んだりしています。
 坂道と狭い路地の入り組んだ町並みは、ガンドリアなどに似ていますが、こちらの方がちょっとだけ空が広いというか、少し平地が多かったのかも知れません。
 湖岸にはホテルやレストランがあり、おいしい魚を食べさせてくれます。湖岸のプロムナードは一種のアーケードになっていて、土産物屋が並んだりしています。
 とは言え、ガンドリアほど観光地らしくもなく、ヘッセの住んでいた時代の、この地方の雰囲気がきっと残っているのでは、と思わせる村であります。

 坂道を上がって行くと村全体が俯瞰出来るようになってきます。そして教会の塔が見えてきます。
 登り道は湖からの涼しい風とともに一歩一歩、展望が広がる様を味わいながら、歩きましょう。まもなく教会に着きます。
 教会には小さな回廊があり、ちょっと小さなオルガンがあります。
 テラスからの見晴らしの良さは抜群ですが、ヘッセの本に出てくるルガーノの教会とはここのことではと思われるほど雰囲気のある、静かな(人々はどこへ行ったのでしょう?)教会でした。
 教会を出て、岬の先端方向に下ると本来の教会への参道にでます。階段を上がって来るのはなかなか大変だろうなと思いますが、なんだか日本のお宮さんのようで、親しみを感じてしまいました。
 途中に、聖書の絵があり、ここが教会への道であることを思わせる点は、日本の鳥居のような感じを持ったのですがね。