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サース・フェーのシュピールボーデン
マーモットと遊ぶ

 サース・フェーのレングフルーにロープウェイで登る途中、シュピールボーデンというところで大きなゴンドラに乗り換える所があります。
 ここには(一応)野生のマーモットが何匹も住んでいて、餌を持って人間が近寄って行くと、その手から直接餌を貰って食べてくれることで有名です。
 これで野生かと思うほどよく人間に慣れたマーモットとしばらく遊んで氷河の中のレングフルーに登ると良いでしょう。
 愛くるしい子供のマーモットや、ブヨブヨ太った(まるで私のようですが…)大人のマーモットもいます。子供のマーモットはまだ注意深くて、なかなか近寄っては来ないのですが、大人の方は、寄ってくる寄ってくる。
 餌なら、サース・フェーのスーパー(バス・ターミナルからインフォメーションの横を下って左側)の店先で「マーモットの餌」用のピーナッツが売っていました。
 もし買うのを忘れたとしてもご安心、シュピールボーデンのレストランでもビニールの袋に入った餌が売っています。
 昨日の残りのパンや小さな人参(もちろん生ですよ!)、ピーナッツが入っています。こんなもので五フランもするのかと、更に驚くのはお父さんの役で、それを持ってマーモットの所へ走るのは娘たちの役割となっているようです。

 とは言え、マーモットが走り回る野原で、時々餌をあげながら、ラギンホルンやヴァイスミースといった雄大な山々を眺めたり、迫力満点の氷河を眺めたりと、なかなか良い所だと思います。

 写真左下はアルマゲーラーホルンです。写真下は、サースフェーの町から左から順にフィッシュホルン、ラギンホルン、ヴァイスミースの並んでいる様子です。

 左及び、左下の写真はシュピールボーデンから見たフェー氷河の様子、そして右の写真はシュピールボーデンのロープウェイ駅です。
 今年(一九九九年)の夏に行った時は、ここで遊んでいる内にどんどん曇ってきて、最後は雨模様となってしまい、せっかく買っていたレングフルーまでのチケットを捨ててここで引き返してしまいました。

 雨の中を登っても寒いだけですからね。
 雨が降ってくるとマーモットも住処の穴に隠れてしまいました。 晴れていればここからサース・フェーまで歩いて下るというハイキングもいいでしょうね。サース・フェーに近い樅の林にはリスや鹿などもいそうですからね。

 運良く会えたら、最高でしょうね。
 写真左は歩いて下るハイカー達と霞がかったサース・フェーの町です。

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