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スイスのアルバム

キューボーデンからベットマーアルプ編 その3

 茶屋を出ると、牛さん達がたくさん居る中を時々ゲートを開けたり閉めたりしながら進むことになります。
 まぁ、別に牛は襲っては来ませんのでご安心を。しかし、牛達の領域を歩いているのですから、「そこをどけ」みたいにはいきません。人間が避けて通るのです。
 茶屋を過ぎて、少し登りになりますが、それも頂点に達すると、下の方に湖が見えてきます。ベットマー湖です。確か灌漑用の人造湖だったと思います。
 ここからの下りはほんの少々嶮しいものとなります。
 ここまで来るとベットマーアルプの村はすぐそこに見えてきます。前に歩いた時は、ここでちょうど夕立にあって這々の体で村の端にあるレストランまで走った記憶がありますが、この日はうららかな天候に恵まれ、本当にのんびりこの坂道を下っていきました。
 この坂があるので、このコースはやはりキューボーデンから歩くのが正しいのでしょう。私たちを追い越して行く人はいましたが、出会った人は皆無に近かった(記憶に無い)と思います。
 ふと、ローヌの谷の方を見やれば、何という山でしょうか、見事な岩峰が午後の光を受けて青白く光っておりました。
 99年の夏の旅行で最も印象に残っている風景の一つです。
 ベットマーアルプは新興の保養地です。その意味ではヴェルヴィエなどと似ています。ちょっと低いところがもともとの村で、ロープウェイで立ち寄ることもできます。しかし、ここの方がひなびているように思えるのは、ガソリン車の乗り入れを禁止しているからでしょう。(入ろうと思っても不便で無理でしょうね。
 写真左は、ベットマーアルプの象徴とでも言っても良い白い礼拝堂です。天気さえ良ければ、この向こうにヴァイスホルンが見えるのですがねぇ。この日は霞がかかって、見えませんでした。あー残念。
 写真左は、村はずれのロープウェイで下る途中の風景です。家並みは古いベットマーアルプの村で、更に下の川沿いにベッテンの駅が写っています。
 さてこれにてキューボーデンからベットマーアルプへのハイキングの報告、終わり。
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