今年度(1999)のレコードアカデミー賞がモーツァルトの「ポントの王ミトリダーテ」となったのは意外でした。ルセというフランスの新進の指揮者によるリヨンのレ・タラン・リリクによる演奏、といっても余りにマイナーな演奏家、演奏団体であったからです。