西町の稲荷堂(市指定有形文化財・昭和53年3月25目指定)

 小牧市農協の直ぐ北側にあり、元は名古屋市の建中寺(尾張徳川家の菩提寺)にあったものを、明治の初めにこの地に移築した。稲荷堂は、明治34年に豊川稲荷を祀るようにしたため、一部改造されているが、内部の装郷などは華麗で当初の姿をよく残し、霊廟建築、権現造の建物として貴重な存在である