MINOLTA UNIOMAT -T
オプチパー・ユニシチズンシャッターの開発によりカメラから絞り、シャッター速度の概念をなくしたファミリーカメラである。このシャッターの特徴は1つのEV値に対して1種類のシャッター速と1つの絞りが決められる。今で言うところのプログラムシャッターである。スタイル的には少々こっけいな形であると私は思う。シャッター内の構造も非常にシンプルで故障も少ないカメラである。(患者のページ参照)巻き上げレバーもボディ本体と軍艦部の中間にあり上面は非常にすっきりしている。ただこの巻き上げレバー部の隙間からごみが入るのが少々問題であると思う。中古市場では、割とよく見られる機種である。ちょっと変わったカメラの欲しい方にお勧めである。
レンズ: ロッコールTD45mm F2、8
シャッター: オプチパーユニシチズン(B、EV6(F2.8,1/8)〜EV18(F16,1/1000)),セルフタイマー
シンクロ: MX接点
ファインダー: アルバタ式ブライトフレーム、基線長25mm、倍率0、76倍
焦点調節: 全群ヘリコイド距離計連動
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 137×80×73mm
重量: 710g
発売: 1960(昭和35)年
価格: 16000円
正面から見る。
少々こっけいなスタイルをしている。
シャッターボタン回りを見る。
非常に何も無くすっきりしている。
上部から見る。
メーターが大きな面積を占めている。
角度を変えて見る。
前玉回転式である。
レンズ回りを見る。
光量シャッターという概念のシャッターである。
レンズを見る。
ロッコールTD45mm F2、8である。