FUJICA35 AUTO M
世界初の複式プログラムシャッターコパルマジックシャッターを装備したカメラである。かなり重量感もありしっかりとつくられている。コパルマジックシャッターを分解してみると、かなり複雑に作られている。コパル技術者のアイデアと苦労が伺える。かなりシャッター関係の分解は難しい。とくにヘリコイドがなかなかはずれてくれないので注意してはずさないと私のようにヘリコイドをつぶしてしまいますので分解される方は、記憶のかたすみにでもとどめておいてください。フジカ独特の巻き上げレバー底部配置もこのカメラで最後になった。
レンズ: フジノンR47mm F2、8(3群4枚)
シャッター: コパルマジック B、1〜1/500
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム
焦点調節: 前玉回転、距離計連動
露光調節: セレン光電池使用AE,マニュアル可
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター: 35、5mmネジ込み
寸法: 140×88×73mm
重量: 720g
発売: 1962(昭和37)年3月
価格: 16000円
正面から見る。
大柄でいかついスタイルである。
シャッターボタン回りを見る。
この手のカメラには珍しく露出補正が出来る。
ファインダーを見る。
セレンを中央にもってきたためかなりはじについている。
角度を変えて見る。
巻き上げレバーなどは、底部についている。
レンズ回りを見る。
うわさのコパルマジックシャッターである。
オート撮影以外にマニュアルでも撮影が出来る。
レンズを見る。
フジノンR47mm F2、8
まだ撮影をしていないので描写が楽しみである。