FUJICA 35ML(F2)

 35Mを基本としてLVシステムをもったシチズンMVLシャッターを組み込んだモデルである。レンズのほうもF2.8からF2へ大口径化された。操作的にも現在となれば35Mのほうが使いやすい。このころの流行であるLVシステムは、いまとなれば非常に使いずらいものである。シャッター速度も1/400から1/500に上がっている。
レンズ: フジノン45mmF2
シャッター: シチズンMVL(B、1〜1/500)セルフタイマー内蔵
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム
焦点調節: ノブ式直進繰り出し、距離計連動
フィルム送り: 底部レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター: 35.5mmネジ込み
寸法: 125×88×65mm
重量: 700g
発売: 1958年(昭和32年)12月
価格: 19500円
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