FUJICA V2
最初にいいたいのが、このフジカV2が私の所有のカメラ約1000台のなかでNO1である。すべてにおいて完璧なカメラにおもえる。まずファインダー内で全ての情報が確認出来る。(シャッター速、絞り、露出メーター,距離形)、1眼レフのファインダー同様の機能を持っている。レンズシャッター機ではすくないのではないかと思う。2つめにノブ式焦点調節、クセになると非常に使いやすい。3つめに、なんと言ってもフジノン45mmF1、8レンズであろう。ぬけも発色もよくなおかつシャドー部の再現性はすばらしいものがある。V2のテスト撮影の比較に使ったカメラは、フジカ35M、キャノンキャノネットS、オリンパスオートアイ、ヤシカYL、タロンVR、と比べてまったく異次元のレンズのような発色をしめした。1度皆様も撮影してみてください。(特にズミクロンがなんとか二ッコールがなんとかとかいっている人に)
レンズ: フジノン45mm F1、8(4群6枚)
シャッター: シチズンMLT(B、1〜1/1000),セルフタイマー内蔵
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム
焦点調節: ノブ式直進繰り出し、距離計連動
露光調節: CdS使用連動式
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター: 52mmねじ込み
寸法: 148×90×68mm
重量: 792g
発売: 1964(昭和39)年9月発売
価格: 23800円
正面から見る。
重量はあるが、しっかりした作りである。
保持感も非常に良い。
巻き上げレバー部より見る。
しいて言えば唯一の欠点であるのが
巻き上げレバーの貧弱さか?
ファインダー部より見る。
すべての情報が見れるファインダーである。
距離計も非常に見やすい。
角度を変えてみる。
cds受光部が非常に特徴的である。
レンズ操作部より見る。
シルバーの中の文字は非常に見やすい。
1/1000を持っているので高速の被写体でもOK
レンズ部より見る。
最高の写りが期待できる
フジノン45mm F1、8レンズである。