FUJICA GER
フジカGEと同時発売された、フジカGERである。GEとの違いは、距離計連動ならびセルフタイマーを内蔵したことである。値段も4000円ほど高くなったが、大きさ重量ともあまり変化がないのが、すばらしい努力のあとが見える。距離計を連動したことにより格段に使いやすくなっている。レンズは、かなり発色がよく派手な仕上がりが期待出来る。
テスト撮影のときC35と比較したのだが、ぬけ、発色ともにGER(フジノン38mm F2、8)のほうが、格段によかった。
ところで、なぜ2種類の文字のGERが存在するのか、誰かわかるかたがいらっしゃれば教えていただきたいのですが?
レンズ:フジノン38mm F2.8(3群4枚)
シャッター:セイコー電子プログラム(4〜1/800)
シンクロ:X接点、ホットシュー付き
ファインダー:採光式ブライトフレーム
焦点調節:全群ヘリコイド距離計連動
露光調節: CdS使用電子シャッタープログラムEE
フィルム送り:レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:46mmねじ込み
寸法:112×70×53mm
重量:355g
発売:1973(昭和48)年6月発売
価格:27000円
レンズ上部から見る
GEと共通部品であるが距離計が連動しているのが
大きな違いである。
Rの文字が大きいバージョン
文字以外の変化は、見られない。
Rの文字が小さいバージョン
文字以外の変化は、見られない。
巻き上げ部より見る。
巻き上げ前は、シグナルは赤、巻き上げ後は
シグナルは、緑になる。
巻き上げは、たよりないぐらい軽い。
Rの文字大きいバージョン正面から見る。
なぜこのようなマイナーチェンジがおこなわれたか
わかるかたがいらっしゃれば御一報を
Rの文字小さいバージョン正面から見る。
なぜこのようなマイナーチェンジがおこなわれたか
わかるかたがいらっしゃれば御一報を