2002/08/04 京都民報: さかのぼって生活保護費支給します 南区の女性京都市から是正連絡
【南】生活保護を申請したのに京都市の南区福祉事務所が申請書を交付しなかったのは違法と、同区のSさん(13)=女性が府知事にたいし審査請求をおこなった問題で、同市は22日、申請時にさかのぼって保護費を支給するとSさんに連絡してきました。生活保護は、申請を受けて保護するかしないかを決定する「申請保護」が大原則。申請書を交付しないことは明かなルール違反です。イギリスでは郵便局に申請書が置いてあり、誰でも簡単に申請できます(小川)。ドイツも同様に申請は簡単で当局は親切といいます(木佐)。(S.Wakita)
2002/08/11 山科区生活保護廃止裁判・支援するつどい(13:30- ハートピア京都4階第5会議室)
退院の翌日 生活保護は廃止された。その男性は2ヵ月後に死んだ。
「宇治市で入院中に保護を受けていたが、退院して下京区に移ったところ、病気が治っているからとの理由で保護が受けられず、無理して働いたところ、再発してしまった。」等、京都市に生活保護法守れと交渉。入院している保護受給者に打ち切り通告など、退院したら「働けるはず」との見込みで保護を打ち切る実態。市営葬儀、水道料金減免見直しの動き。(生活と健康を守る新聞京都版第405号 2002/08/04から)生活保護法第1条は、要保護者の最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。退院後の自立できるまでの期間は体力も落ちており、生活を保障することは自立助長の趣旨からも当然のことと考えられます。(S.Wakita)
2002/07 生活保護裁判連ニュース18号 主要記事
全国生活保護裁判連絡会第8回総会・交流会 2002/09/01 石川県文教会館(金沢市)
各訴訟の到達 社会保障裁判連第2回シンポに参加して(新井章) 中嶋学資保険訴訟の早期勝利確定を ホームレス人権保障法こそ必要だ(笹沼弘志) 札幌生保訴訟の今(竹下義樹) 厚生労働省の毎月収入申告「強要」について