全国生活保護裁判連絡会交流会
 第3回総会のご案内



 よびかけ

 今年は、憲法が施行されて50年。生存権思想が定着する一方で、生活保護をめぐっては国の厳しい対応が続いています。権利としての生活保護を求める生活保護受給者や国民、住民の側からの審査請求や訴訟は、大きなうねりとなり、戦後「第三の波」と呼ばれる段階となっています。こうした中で昨年10月には名古屋・林訴訟が全面勝訴するという画期的な判決も出されました。
 生保裁判連第3回総会は、関東・横浜の地で開催することになりました。
 この1年間の生活保護関連争訟の状況を振り返り、これからの不服審査請求や裁判を前進させるための論議をしたいと思います。
  皆さんのご参加を心からお願いします。


 1 日程・会場

 ●日程 1997年9月7日(日)午前9時半開場 10時開会〜午後4時まで
 ●会場 横浜市健康福祉総合センター
     〒231 横浜市中区桜木町1−1
     TEL  045−201−2060

 2 プログラム

 [午前の部]
   9:30 受 付
  10:00 開会あいさつ
       ●経過報告  生保裁判連事務局

       ●記念講演 「 憲 法 5 0 年 と 朝 日 訴 訟 」 
        新 井 章 氏   茨城大学元教授(朝日訴訟弁護団主任)
              
       ●特別報告 「 市 民 か ら 見 た 生 活 保 護 」 
        ■NHKドラマ制作部ディレクター  菅 野 高 至氏     
        (NHK「いのちの事件簿(ケースファイル)」制作)
        ■鶴見生活と健康を守る会  大 間 知 哲 哉 氏

 [午後の部]
   1:00●分科会
        ■あなたにもできる生活保護争訟
         この間裁判連が蓄積した争訟例と争訟の進める上での
         経験・ノウハウをすべて解説します。
         またケースワークと争訟、保護受給者ないし受給者団体から
         見た生活保護争訟など多角的に検討します。
        ■新しい生活問題と生活保護
         「野宿者」と生活保護、外国人と生活保護、障害者と生活保護
         などこの間クローズアップされてきた新しい生活問題と生活保護
         について、かかわってきた弁護士が問題提起します。
   3:45●まとめ
   4:00 閉 会

 3 参加費など(当日払い)

 ●参加費  500円   ●資料代  1,000円
 
 4 申込方法   

 ●前泊(6日)の申込について
  ・前泊の必要な方は、下記事務局に申し込んでください。
  ・宿舎  「いせやま会館」〒220 横浜市西区宮崎町26
               tel 045-252-1711
      一泊・朝食付き4、400円+消費税(当日払い。但し相部屋)。 
      若干数しかありません。8月10日までに申し込み下さい。

 5 事務局 (申込・問合せ先)
 
神奈川県生活と健康を守る会連合会
  〒210 川崎市川崎区日進町34−30
   TEL 044−245−8828
   FAX 044−233−1551

 6 生活保護関連争訟資料集
       第3巻・第4巻 発刊 !(総会当日発売予定)
 ●昨年6月第1〜2巻発行後の審査請求、判決(林訴訟一審判決。中野区外国人生活保護訴訟一審判決など)を追加し、新たに収集された全国の生活保護関連の不服申立や訴訟計18ケースの訴状、判決文、裁決書などを網羅。生活保護争訟の学習、研究、運動を進める上で必須の資料集。
 ●B5版・第3巻〜4巻・計569ページ。定価4000円(2巻セット価)送料380円(ただし、5セット以上の場合  は送料は無料です)
 ●好評の第1〜2巻、残部僅少(2巻452ページ。セット価3000円)。 
   こちらもお早めにお買い求めください。
 ●申込は、下記、竹下法律事務所まで郵送かFAXで。
  〒604 京都市中京区竹屋町麸屋町角  竹下法律事務所
  TEL075−241−2244 FAX075−241−1661


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