「ホームヘルパー派遣訴訟を支える会」加入のお願い


 本年4月4日に提訴したホームヘルパー派遣訴訟は、マスコミでも大きく取り上げられ、全国的に大きな反響が寄せられています。
 今後この訴訟を行っていくにあたっては、困難な介護状況を抱えながら訴訟提起に踏み切った原告とそのご家族の決意を支え、今後の訴訟活動を支えるため、この問題に関心や共感を持たれている多くの市民や団体の方々による励ましと支援が是非とも必要です。また、本件訴訟で問われている課題は、人間が安心して尊厳ある在宅生活を送るために、わが国における公的な介護を、人権としてどの水準まで保障すべきかというものであり、自分自身の問題として、広く多くの方々に考えていただきたいものであります。
 そこで、ホームヘルパー派遣訴訟弁護団では、以下のような活動を行うことを目的として、本年6月21日に「ホームヘルパー派遣訴訟を支える会」(仮称)を結成することとし、個人・団体を問わず、広く介護問題に関心のある市民や団体の方々へ加入の呼び掛けをいたすことにしました。
 一人ひとりの関わり方は様々でも、それが大きく集まることで、本件訴訟を意義あるものとし、わが国の介護保障の水準を高めることに繋がります。
 是非とも、多くの方のご参加をお願いいたします。

  目的  1 本件裁判の傍聴や情報の提供、署名などを通じて原告を
       励ますとともに、勝訴へ向けた取組を行う
      2 保障すべき公的介護の水準や内容につき、自分の問題と
       してとらえ、広く市民の間で議論し、学習会やシンポジウ
       ム、実態調査などを通じて、世論へ訴える
  加入資格 個人・団体を一切問わない
  入会金  一口1000円 (入会金のみとし年会費は徴収しない)
  活動内容(当面の予定)
   ア 裁判期日ごとの訴訟内容に関するニュースの発行
   イ 裁判期日における傍聴の案内
   ウ 学習会、シンポジウムの開催
   エ 各地からの声も集めた資料集(パンフ)の発行
   オ 介護サービスに関する全国的な実態調査活動
                        など

                         1996年6月1日

         呼びかけ人 庄谷怜子(大阪府立大学名誉教授)
               木下秀雄(大阪市立大学教授)
               ホームへルパー派遣訴訟弁護団一同

 加入いただける方は、加入申込用紙に記入の上、弁護士青木佳史まで、郵送またはFAXでお申込みください。後日、会費振込用紙をお送りさせていただきます。

 (宛先)〒556大阪市浪速区戎本町1丁目9番19号 酒井家ビル3階
                  きづがわ共同法律事務所気付
          (Tel 06-633‐7621 FAX 06-633-0494)
         「支える会」準備会事務局 弁護士 青木佳史



「ホームヘルパー派遣訴訟を支える会」(仮称)加入申込書


 住所 〒___ ____________________
 氏名 ___________
 職業・団体・活動事項など _____________
 団体の場合 担当者氏名 ______________
 連絡先 Tel(__)__−_____FAX(__)___−_____ 
 入会金口数 1000円×___口 =______円
 パソコン通信 orインターネット ID___________


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