福島の山々 >> 北東部 >> 雄国山 (1271.2m)  
1957年(昭和32年)に国の天然記念物に指定された雄国沼の北側
に位置する外輪山。山頂からの眺望もすばらしい。「雄国せせらぎ探勝
路」はふくしまの遊歩道50選に選ばれた人気のコースで多くのハイカ
ーで賑わうが、特に5月のミズバショウ、6月中旬頃のレンゲツツジ、
7月上旬のニッコウキスゲの時期の週末は非常に混雑する。


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● マピオン ・・・・ 雄国山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:喜多方東部 
● 市町村のサイト ・ 北塩原村  喜多方市(金沢峠)
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
雄国山
うつくしま百名山 会津百名山 ふくしま遊歩道50選

    交通:会津バス「JR猪苗代駅前」→「磐梯高原駅」下車。徒歩1時間で雄子沢。
マイカー:国道459号線雄子沢の駐車場利用。
所要時間:雄子沢駐車場(1時間)雄国登道分岐(30分)山頂
他登山口:金沢峠、ラビスパ裏磐梯(雄国パノラマ歩道)、八方台登山口(猫魔ヶ岳やまびこ歩道)など
     ※雄国沼南西部湿地帯のニッコウキスゲは金沢峠利用が便利だが、
      金沢峠は2005年度より6・7月の混雑期に通行規制あり、
      雄国林道側の県営雄国萩平駐車場(駐車料無料)より金沢峠までシャトルバス運行(有料)。
     (交通規制の問い合せ:喜多方市観光課)
 山開き毎年4月29日 毎年6月第2日曜日(2001年より積雪を考慮し6月に変更)
     ※問合せ:北塩原村役場 観光政策課(0241-32-2511)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

雄子沢駐車場は30台程度の駐車が可能だが、6月中旬のレンゲツツジ、 7月上旬のニッコウキスゲ、10月の黄葉の時期の週末は満車状態と なることが多い。(金沢峠も同様)

雄子沢駐車場 登山口 案内図
雄子沢駐車場 登山口 案内図


福島民報社主催の「ふくしまの遊歩道50選」に選ばれた「雄国せせらぎ探勝路」と 呼ばれる雄国沼までの雄子沢側に沿った遊歩道沿いでは多くの種類の植物が目を楽しませてくれる。 広葉樹林の中の沢沿いの登山道なので真夏でも涼を感じる。 登山口から30分程歩いて頭上が開けてくると休憩舎方面と雄国山方面の分岐。コース案内図があるので現在位置を確認しておこう。

雄子沢遊歩道 ブナ林 チゴユリ
雄子沢遊歩道 ブナ林 チゴユリ
ブナの大木 レンゲツツジ 案内図
ブナの大木 レンゲツツジ 案内図


休憩舎方面と雄国山方面の分岐点から山頂までは30分程。 今までの沢沿いの歩きとは対照的に雄国沼の眺めを楽しみながらの明るい開放的な登山を楽しめる。

分岐点の道標 雄国山への登山道 山頂
分岐点の道標 雄国山への登山道 山頂
三等三角点 柱標 風景案内図
三等三角点 柱標 風景案内図


山頂は小狭いが360度の大展望を堪能できる。 北東には吾妻連峰、東には安達太良連峰と磐梯山、西には飯豊連峰、遠く南には那須連峰 を望むことが出来る。

磐梯山方面(東) 猫魔岳・厩岳山・方面(南東) 古城ヶ峰方面(南)
磐梯山方面(東) 猫魔岳・厩岳山・方面(南東) 古城ヶ峰方面(南)


眺望を堪能したら、雄国沼に立ち寄ろう。沼畔には休憩舎がある。 以前は鉄筋造りであったが最近ログハウス様式に建替えられたようである。 休憩舎の裏には清水があり、夏でも冷たい水で喉を潤すことが出来る。

沼畔に面した雄国休憩舎 雄国休憩舎(正面) 清水
沼畔に面した雄国休憩舎 雄国休憩舎(正面) 清水


雄国沼は猫魔ヶ岳の大爆発によりできた周囲3.5Kmの火口湖で水面の標高は1100m。 尾瀬に近い植生分布があり、植生保護の為に約800mの木道(一方通行)が整備されている。 6月後半はアヤメやレンゲツツジ、7月前半はニッコウキスゲ、7月後半はコバイケイソウが開花する。 (開花時期は気候により前後するので注意。) なお、ニッコウキスゲは沼の南西部の湿地帯がメインなので、喜多方市熊倉の雄国林道の金沢峠駐車場利用が便利。 但し、ニッコウキスゲの開花シーズンの土日は混雑し、交通規制が行われている。 (土日は雄国林道は上りのみの一方通行、帰りは塩川町常世の中道地林道を下る。) 雄国沼から猫魔岳までは1時間30分程。時間があれば立ち寄っていただきたい。

[参考] 休憩舎の少し先には百間土手とよばれる堰堤がある。この堰堤は雄国沼の西側に位置する熊倉 地区に灌漑用水を引き込む目的で江戸時代に築かれたのが始まり。その後、明治、大正、昭 和と改修工事を行い現在に至る。この堰堤の完成で雄国沼は貯水ダムとしての役割を果たす ようになり、その形を大きく変え、湿原地帯も著しく減少したとされる。自然の利用と保護 という観点で色々と考えさせられる史実である。

猫魔岳方面(南東) 古城ヶ峰方面(南) 金沢峠方面(南西)
猫魔岳方面(南東) 古城ヶ峰方面(南) 金沢峠方面(南西)
コバイケイソウ ニッコウキスゲ ヒオウギアヤメ
コバイケイソウ ニッコウキスゲ ヒオウギアヤメ


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