胃の弱い人の日常生活での注意


 ストレスは早めに解消:毎日の生活でストレスはどうしても避けてとおることは不可
能なものでしょう。なるべく気にしないようにして、ゆっくりといきましょう。自分なりのス
トレス解消法をみつけて実行しましょう。ちなみに私はスポーツ(ボウリング、エアロ
ビクス)などです。

 規則的な食事を:1日3食きちんと食べましょう。朝食を抜かしたり、夜遅く食べて
すぐに寝るのはよくありません。やはり早寝早起きが大事ということでしょうか。また
食べるときにはゆっくりとよく噛むようにしましょう。

 食事の内容に注意:脂肪分の多いものは消化が悪く、胃の中に長い間停滞してし
まい、胃に負担がかかってしまいます。同じ食材ならば油で揚げたり炒めたりするよ
りは、ゆでる、煮る、蒸すといった調理法の方がよいでしょう。また、塩辛いものや香
辛料の強い刺激物、極端に熱いものや冷たいもの、固いものなどは避けましょう。お
勧めは、お粥や柔らかいご飯・うどん・食パンなどを主食に、卵ならば半熟ゆで卵や
茶碗蒸し、肉ならばささみやヒレ肉などのように脂身のすくないもの、魚ならば白身
がよいでしょう。乳製品、豆腐、納豆、ジャガイモや大根の煮物、バナナなどの果物
なども推薦できます。

 禁煙:タバコは胃の粘膜の血管を収縮させ血流障害を起こすことで、胃粘膜を痛
めてしまいます。肺ガンや動脈硬化の原因にもなることですし、この際やめましょう。

 アルコール:胃潰瘍などで治療中はお酒はやめてください。しかし胃の調子がま
ずまずのときは、ストレス解消にもなりますので、少量のお酒ならばかまわないでしょ
う。ただし、ビールならば中ビン1本、日本酒ならば1合、ウイスキーならばシングル
2杯程度にとどめておいて下さい。

 消炎鎮痛剤に気をつけて:頭痛薬や市販の風邪薬にも含まれている消炎鎮痛剤
は、胃の粘膜を荒らすことがあるので、服用するときは必要最小限にしてください。