オオアリクイと危険な出稼ぎ?

■ちょっと古いネタですが、底抜けにおバカなメールを紹介いたします。

 Subject: 主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。
 Date: 25 Jul 2006 11:16:10 -0000
 From: 久光
 To: <とおみのメルアド:一応伏せる>
 
 
いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。
 
自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、
それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。
 
一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、
身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。
 
主人の残した財産は莫大な額です。
つまり、謝礼は幾らでも出きますので、
私の性欲を満たして欲しいのです。
 
お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと
考えています。連絡、待っていますね。

■ちょっと古いメールなんで、既に時機を逸してしまっているような気がしますが、ブログの方にあかしさんからコメントをいただいたのを機会に、ネタフォルダから掘り返してきました。
 
 ま、何というか、大抵の女性には「相手を選り好みする傾向」がある、とのあかしさんの分析を以前にいただきましたが、このメールの主人公も、見事にそのポイントでキャラ設定が一般的じゃなくなってしまっています(笑)。
 そもそも、メールでカモを釣ろうってあたりで、無理がありまくるわけなんですけれど。
 
 いや、しかし・・・そんなことよりも、オオアリクイですよ、オオアリクイ。
 
 調べてみると、オオアリクイは南アメリカ北部からアルゼンチン北部にかけて生息しているそうです。
 主食がアリなオオアリクイ、なんでも頭骨の形から、既にアリ専門ということだそうです。ですから、そんな、「殺される」ってのは噛まれたとか喰われたとかいうわけではない筈です。
 アリ塚を壊すぐらいだから、爪は鋭いだろうし前足の力も強いでしょう。食事中のアリクイにアホなちょっかいかけて殴られたってことでしょうか。
 
 あまりにも寂しい人生の終焉です・・・。
 
 ってか、シンガポールに危険な出稼ぎでオオアリクイ?
 
 グーグルで「シンガポール オオアリクイ 出稼ぎ」で検索してみると、既に沢山のツッコミが各方面からなされているようです(笑)。皆さん、いい仕事してますねぇ(笑)。

(2006.11.24)