会員権商法二次勧誘

■ペンネーム「まさと」さんからの投稿です。

 勧誘なのかわかりませんが、株式会社中央総合機関というところから電話がありました。
 以前、会員権商法の被害にあいました。今回のは、そういった被害にあった人たちが、知らないところからの請求でお金を払ってしまうトラブルが全国で起きていて、私の契約内容を教えてくれといわれたので教えました(後で教えなければよかったと思った)。
 
 で、その契約のことでいろいろ説明を受けてました。
 そして、契約書を持ってきてくれないかと。それでアドバイスをすると。
 なぜ知ったのかというと、クレジット協会からそういう情報がこの会社にきたらしい。
 
 電話は子機で受けてて、電池がなくなったので切りました。
 
 いま思うと、本当に信用のおける公的機関なら、第三者に情報を教えることもないし、依頼することもないんですよね。。。
 解約商法とかで新たに何かを契約させるためだったのかな、、、、、

■うう〜ん。不思議がいっぱいな電話だなあ。
 
 まず、「株式会社中央総合機関」なるものは、いったい何をする会社なのでしょう。
「そういった被害にあった人たちが、知らないところからの請求でお金を払ってしまうトラブル」と言うと、二次勧誘ってやつですね。その二次勧誘に騙されないようにアドバイスをする・・・のが仕事なのかな?
 
 でも、二次勧誘に対抗するためのアドバイスなんて、電話でできるやん。「知らないところからの請求」なのだから、前の契約は全然まったくすっかりさっぱり関係無い訳で、
 
「知らないところからの請求は、無視するように」
 
 これでいいでしょう。契約書なんて見る必要ないと思うんだけど・・・。だって二次勧誘(詐欺)なわけだし。
 
■つまり、この電話のキモはここですよ。
 
 契約書を持ってきてくれないか
 
 まさとさんを呼び出したい。これが相手の目的なのでしょう。
 会ってどうするのか。それはもちろん愛の告白営業に決まってます。相手は仕事で電話しているんだから。
 
「二次勧誘には、こうやって対処してください。では、アドバイス料を」
「会員権の解約のやり方を教えましょう。ではアドバイス料を」
 だったら、まだ良心的ですね。弁護士法違反ですが。
 
「おお、いけません! この会員権の契約では、このまま放っておくと将来に大変な請求が来ますよ! それを回避するために、わが社と契約しましょう」
 とか何とか言って、新たな(そしてバカ高い)会員権やら教材やらを買わされてしまう・・・というのが一番ありがちかと。
 
■二次勧誘は、かーなーりシツコイらしいです。なにしろ、二匹目のどじょう狙いで一点集中攻撃をかけてきますから。
 まさとさんも、この先長い戦いになると思いますが、負けないでくださいね!

(2005.1.19)