演技派二次勧誘

■ペンネーム「やまちゃん」さんからの投稿です。

  悪徳花盛りですね。
  私も二次勧誘などが3年に渡って職場にかかってきて、かなり賢くなりました(笑)
 
悪 「あなたが以前から取り組まれている云々・・・・」
私 「具体的には?」
悪 「パソコンとか資格色々あるでしょう?」
私 「知らずにかけてるんかい!」(笑)
 
 そんな中でも選りすぐりの逸品を書かせてください。
 
業 「最近勧誘電話でお困りでしょう、そういう時は当方のフリーダイヤルにおかけください。
 当方に会員登録しておけば安心です、勉強はしなくていいです。たてまえとしてしてる事にしておけばいいのです。
 当方はパソコン屋(札幌)ですからそういう所ではありません。一応資料を送ります(約20万)」
私 「考えておきます」
 
 そして2日後、別の業者Aから電話が・・
 
A 「・・・・」
私 「そのたぐいの電話はお断りします(聞こえにくい低い声やな)」
A 「まだ何も言ってないのに、どういう事や!(いきなりキレル)」
 
 それから押し問答で用件は不明、そして脅し口調に。(20分ほどやりとり)
 
A 「うちの会長の前で土下座してもらう、外車で迎えにいくからな!」
私 「ベンツとかですか?(自分は外車乗ってるからちっとも怖くないよんw)どこまで行けばいいのですか?」
A 「大阪に決まっとるやろ!」
私 「(大阪なら色々裏のツテ知ってるんやけどw)行かなくて別の方法はないのでし ょうか?(ビビッたふりして誘導)」
A 「まあ、ないことはないが」
私 「お金とかですよね、自分はよく相場とか知らないのですが例えば50万とかでし ょうか?」
A 「まあ、そうやな」
私 「(しめた!ひっかかった)わかりました考えてみます」
 
 そして具体的な方法とか言わずに向こうが電話を切った。
 そこで試しに一昨日のフリーダイアルに電話をしてみた。
 (担当が折り返し電話するとの事)すぐに電話がかかり
 
業 「ほらね、それだから当社と契約すれば変なのはなくなりますよ」
 
 それでもこちらがグズっていると
 
業 「そういう方面に詳しい者と変わりましょう」
業2 「もしもし・・・・」
 
 この瞬間、電話のバックノイズに心当たりが! ピンときたのです。声色が違うがまさしくあの脅し電話に間違いない!
 これですべて解けました。なんと巧妙な手口、まず救済方法を教え、次に脅し、そして契約させるとは・・・・。
 
私 「実はAとのやりとりで、オトシマエ金?なるもの50万という具体的な金額をAが認めたから、これは確実に恐喝罪が適応されるとの事、以後かかってきたら通報してくださいと警察の方からアドバイスもらったんですよ(大嘘)」
 
 これで以後ピッタリと音沙汰なしです。
 
 送られてきたきた資料は送料を同封して送り返してあげました。(送料は学習費用として差し上げますw)
 いやはや、その巧妙さには舌を巻きました。そしてこれを経験したら他が物足りなくなった私は依存症?(爆)

■一人ならぬ、一会社二役ですか。手が込んでいますね。そりゃ契約したら、その「変なの」は無くなるでしょうな・・・当面は。
 でも、よく気がつきましたね〜。バレていないと思って、すました顔で電話を代わった「業2」さん、焦っただろうな〜。
 
 それにしても「当方はパソコン屋(札幌)ですからそういう所ではありません」って、パソコン屋が勧誘電話をナニしてくれると言いたいのだろう?
 まだ「○○資格協会」といったそれらしい名前で「NPO法人なんですよ」などと言うほうが、騙し易かろうに・・・。

(2004.1.22)