自称労働基準監督所の「アレ」

■ペンネーム「てん」さんからの投稿です。

 労働基準監督所と名乗り会社に電話をかけ、独身男性の名前を聞いてくる業者がいました。
 
 業者 「労働基準局○○と申します」
 
 私 「はあ?」(なんでそんなところから電話が・・・)
 
 労災に変更がでたのでその内容のリーフレットを郵送するとのこと・・・
 
「会社宛てで送って頂くということですか?」
「どんな事が変わるんです?」
 ときくと、資料を読んで下さいと言われました。
 
 それから独身の人は違う資料が付くと言われ、名前を教えたら、しばらくして教えた名前の一人に電話が掛かってきました。
 国の認定で行政書士の資格を取ることに選ばれたという内容で、勧誘をされたそうです。

■おお、労働基準○○を騙っての個人情報集めですか。
 なるほど、「労災の変更のリーフレットを送る」「独身の人には違う資料が付く」と。 しかし、IT時代(笑)の現在、労災関係の申請用紙はネット上でも入手できます。
 いちいち電話なんてしてないで、「労災に変更がありました」と解説のリーフレットを数部同封して会社にイキナリ送りつけたらいいんですよ。んで、「申請用紙はウェブサイトにあります。インターネットを使えない場合は、○○までご連絡ください」って。
 
 それに、十万歩譲って、電話で確認する必要があったとしても、独身男性の名前を訊かなくったって、人数さえ確認できたら、それに見合った数を会社に送ればいいだけですから・・・。
 
 で、入手した個人情報で、行政書士の教材ですか・・・。やれやれです(苦笑)。

(2006.10.11)