教材販売会社に行政処分

■ペンネーム「しゅん」さんからの投稿です。

 おはようございます。以前にグローバル教育アカデミーの投稿をした、しゅんです。
 昨日の朝日新聞に掲載されていたのですが(12月14日)、グローバルに、とうとう教材販売更正勧告が出されたそうです。
 
 県内(私は関東の住人)の相談が272件もあり、嘘や深夜までの居座りなど悪質だったようです。
 
 私の前回の投稿では6回勧誘電話がかかってきましたが、さらに4回追加で電話が来ました。(計10回きました。) 若い女の子らしい子が1回、軽薄そうな若い男が3回です。
 どちらも会社名を名乗ったとたん私は即効で電話を切りました。
「要らないです。さようなら。」
 
 本当に懲りない会社でした・・。

■しゅんさんから、2回目の投稿です。いつもありがとうございます!
 
■まずは、未読の方はしゅんさんの以前の投稿「三顧の礼・・・じゃないよね」を読んでいただいて、グローバル教育アカデミーの勧誘波状攻撃を心ゆくまで堪能してくださいね。
 断っても断っても、計十回も電話をかけてくるとは、特商法第十七条無視もいいところです。会社の方針か営業サンの暴走か知りませんが、どうかこれからは、扱っている商品に誇りを持って、法律を遵守して正々堂々と商売してください。
 
■さて、更正勧告についての新聞報道をちょっと引用してみます。(太字強調効果は引用者による追加です)

親の不安あおり教材販売 4都県が業者を行政処分
 東京都と埼玉、千葉、神奈川各県は13日、子供の学習の基礎ができていないと言って親の不安をあおり、教材を契約させたとして特定商取引法や関連条例に基づき、グローバル教育アカデミーに対し、不適正な行為を正すよう指示、勧告などの行政処分をした。改善されなければ、業務停止命令を検討する。
 東京都新宿区に実質的な本店を置き、主に小学生の児童を持つ母親を対象に「成績が過度に悪い」「これをやればオール5が取れる」と長時間勧誘。100万−500万円ほどで書籍やビデオなどを販売するなどしたという。
 2001年から今年9月にかけ、1都3県で約1000件の相談が寄せられ、合同で調査していた。
(共同通信) - 12月13日13時48分更新

 
グローバル教育アカデミーに是正指示 4都県
 都によると、同社は、実際には3000人しか受験していないテストの結果をもとに、「4万4000人中、4万3000番台。かわいそう」などと親の不安をいたずらにあおるセールストークで、教材販売の契約をしていた。
「国から特別に指導のポイントを教えてもらい、学力低下に歯止めをかけるために作った教材」などと偽るケースもあった。
 教材、ビデオの契約額は平均で137万5000円。高校までの教材とビデオを小学生に一括購入させ、500万円を請求するケースもあった。
 同社によると、東日本を中心に営業しており、年間の契約数は約7000件。
 同社お客様相談室は「一部の営業員に至らぬ点があった。勧告を真摯(しんし)に受け止め、営業員に対する指導を徹底したい」としている。
(朝日新聞)2005年12月13日20時02分

 
学習教材販売会社、不適切な販売で4都県が行政処分
 都によると、同社は首都圏で主に小学生の児童を持つ家庭を対象に訪問販売を行い、自宅で受験できる実力テスト(1回2000円)を勧誘。その後、販売員が採点済みの答案を持って訪れ、「成績が非常に悪い」と告げて高額のテキストやビデオを販売していた。
(読売新聞) - 12月13日23時49分更新

>「一部の営業員に至らぬ点があった。勧告を真摯(しんし)に受け止め、営業員に対する指導を徹底したい」
 
 ・・・つまり「不適切な販売」は一部の営業員のせいなんだそうです。
 とは言え、無言のプレッシャーとか、ノルマとか、営業員側にも色々事情があるかもしれません。会社には、ぜひとも抜本的な対策をお願いしたいところです。
 
■しかし・・・首都圏のみで1000件の相談が寄せられた、ってスゴイですね・・・。「契約額は平均で137万5000円」ってことは・・・。

(2006.1.13)
(参考)
この他の、しゅんさんの投稿は以下の通りです。
三顧の礼・・・じゃないよね