これ以上はない失言

■ペンネーム「タマゴ」さんからの投稿です。

 私もふみすぅさんと同じような体験しました!
 学習教材での出来事です。
 
 中学で高校受験の少し前でした。
 訪問販売で来ていた様で、最初の方は私は同席してなかったのですが、格安(15000円くらい?)で、全国的(かどうか怪しい)模試を受けれて、その後の弱点アドバイス付きというような感じのものをすすめられたようでした。
 
 母は家の補修関連の電話なんかは即切りする人ですが、どうも私の教育にお金をかけてないことに負い目があるのか珍しく弱気でした。
 
 私は中途から呼ばれて
 
母 「(上に書いたような商品説明)って言う感じらしいんだけど受けてみる? 塾にもいってないんだしこのくらい・・・」
私 「でも学校でもあったしいいよ」
販売員A 「学校とは規模が違うし、アドバイスなんて学校では、ほっとんどしてくれないでしょう? ○○高校(地元ではなかなかの進学校)では結構使っててくれた人もいるんだよ? どう?」
私 「はぁ・・でもお金もかかるし・・・」
母 「このくらいなら別に気にしないでいいから、これで受かるなら安いもんじゃない。受けてみたい?」
私 「んー・・・母さんがそういうなら・・・」
 
 それで契約しようとしたのですがもう一人の販売員が
 
販売員B 「それでですね、この模試を受けた後なんですが、アドバイス実践のために私どもはこの教材をお勧めしているんです」
 
 と長々と教材説明し始めました。そして「お値段が25万円となっておりまして」の発言の後
 
母 「は? いりません。」
販売員B 「ですが確実に成績アップしていただくためには必要です」
母 「どうせうちの子そんなに頭良くないのでいりません! 家系が家系ですから!」
 
販売員B 「ですが、頭の悪いお子さんだからこそお勧めしているんです!
 
母 「とにかく無駄だからいりません、帰ってください!」
 
 と結局模試も含めて契約をキャンセルというか、2人を追い出してしまいました。(実際はもっと長々と言い合っておりました)
 
 結構昔のことで記憶があやふやなとこもあるのですが、今でもはっきり母と販売員Bの「頭が良くない」と「家系が家系」という発言と、販売員Bの私への失言に対して販売員Aが「え!?」っていう顔したのだけは頭に焼き付いています。

■うっわー。気持ちいいほど見事な 失 言 ですね・・・。
 
 ま、確かに「頭の良い人間には、教材は必要ない」の対偶を取れば、「頭の悪い人間には、教材が必要」となるわけですから、販売員B氏の気持ちもわからなくはないのですが・・・もうちょっと言い方を考えんと。
 
 そうか。教材売りに対しては「我が子は天才!」って姿勢を貫き通すのがイチバンの撃退法ってことね、やっぱり。

(2005.3.30)