ハタチの勧誘電話

■ペンネーム「ぽんた」さんからの投稿です。

 しょっちゅうかかってくるのは20歳の弟への電話です。
 
女「もしもし〜山口ですげど〜M(弟の名前)くんいますか〜?」
 
(なんで電話の向こうは事務所っぽい雑然とした音がするんだろ?)と思いつつ
 
私「いません。友達ですか?」
女「はい」
私「あの子は男子校だったので女の子の友達にそんなお名前はいませんが」
女「あっそうですか」
 
(??そうですか・・・って?)
 
ガチャン。
 
 この馴れ馴れしい電話が一日2〜3回。女の苗字は毎回かわる。
 たまには本人に出させてやろうと、「いますので少々お待ちください」と取り次ごうとしたのに、何も言わず相手は電話を切ったこともある。
 もう一人の弟が、本人に成りすまして話を聞くと、やはり英会話に関するアンケートだったそうだ。

■学生時代(ただしローンが組めるようになったハタチ以降)、よくかかってきました。
 すんごく馴れ馴れしい口調で、必ずと言っていいほど男の人から。同性の人間が電話をかけるほうが警戒しなくっていいんではないかい?なんて思ってましたけど。
 
 ああいった勧誘電話って、微妙に上ずった関東弁(標準語にあらず)でまくしたててくるのが常でしたが、
 あれって地方の人間が無理して発音しているから妙な雰囲気の喋り方になるんでしょうか。
 もしくは心とはうらはらに軽快にフレンドリーに語ろうとするところに無理があるからなんでしょうか。
 
■「たまには本人に出させてやろう」というくだりに、年長者の厳しさ(笑)を感じてしまいました。

(2003.7.3)