恐怖! ストーカー新聞拡張員

■ペンネーム「RyuKtoku」さんからの投稿です。

 こんにちは。RyuKtokuと申します。初めて投稿させて頂きます。
 
 私は最近結婚したのですが、新居に引っ越してきてから新聞の勧誘などの訪問販売がうっとおしく、何かいい手はないかと思い、ネットで調べていたところ、このサイトに出会いました。
 
 また、学生時代は一人暮らしをしており、当時まだ世間知らずだったため、○○新聞の拡張員にとても嫌な思いをさせられました。
 今回は、その体験談とそれを元に現在新聞勧誘に対して、どうしているか、ということをお話したいと思います。
 
 約10年前、まだ私が10代だった頃のことです。
 初めての親元を遠く離れた一人暮らしに、期待と不安でいっぱいでした。
 
 そして、そんな初々しい私のところに一人の訪問者が・・・。
 スーツ姿のその中年男性は○○新聞の販売員だと名乗りました。
 この男が悪名高き「拡張員」なる者とはこのときの私には知る由もありませんでした。
 しかし、新聞は取る気が全然なかったので、とりあえずいらないと断りました。その後、こんなやり取りが続きます。
 
拡 「学生さんでしょ?」
私 「そうですけど」
拡 「就職活動なんかに新聞は欠かせないよ」
私 「でも、まだ一回生だし・・・」
拡 「あ〜わかってないなぁ、一回生から新聞読んでない子はろくなところに就職できないよ〜」
私 「(ちょっとムッとして)とりあえず、今は親の仕送りだけだし、余分なお金はありませんから。」(ドアをガチャッ!)
 
 この日はこれで終わりました。
 さて次の日の夜10時ごろ、そろそろ寝ようかと準備していたところへピンポーン、ピンポーン、ピンポーン!と3回も呼鈴を鳴らされました。
 出て行くと(このときインターホンがありませんでしたので)あの拡張員が・・・。
 
拡 「昨日来たんだけど、覚えてる?」
私 「はい」(内心、超うざい!)
拡 「良かった! 契約書持ってきたからサインして」
私 「は?昨日お断りしましたけど」
拡 「え?! もう、今日契約書書いてくれるってことで話してあるよ! 今更キャンセルできないよ!」
私 「でも、新聞なんて読まないしいらないから」
拡 「(キレ気味)読むか読まないかなんて関係ないんだよ! こっちだってガキの使いじゃあるまいし、家族もいるんだよ! それ、わかんねーのかよ!」
私 「そんなこと言われても・・・」
拡 「じゃあ、こうしよう。3ヶ月でいいから取ってくれ。それならいいだろ?」
 
 夜遅く、玄関先で怒鳴られて近所迷惑だし、早く帰ってほしかったので3ヶ月だけということで嫌々ながら承諾しました。
 
 それから3ヵ月後、例の拡張員は再度やってきました。
 3ヶ月前の嫌なことがあるのでこのときは居留守を使っていました。そしたら「居るのはわかってるんだよ!出て来いよ!」と、借金取りのように叫びました。でも、出て行ったらまた契約書を書かされると思って、大家さんに電話しました。
 すると、大家さんはグルなのか信じられないようなことを言いました。
 
大 「あ〜■■さんでしょ? 新聞取ってあげなよ」
私 「え???」
 
 埒が明かないと思い、最終手段で警察に連絡しました。
 その辺はさすが(?)プロ! 警察を呼びつけたのを察知したのか、すぐに去っていきました。
 
 こんな、大家さんも当てにならないようなアパートには居られないと思い、そして、二度とこんなことがないよう、インターホン付のアパートに私は引っ越すことにしました。
 
 新居初日、例の拡張員がまた来たのです!
 それもインターホン越しに信じられないような台詞。
 
拡 「引っ越したって無駄だよ(笑)」
私 「帰って下さい、警察呼びますよ!」
拡 「脅してるつもり? 脅迫罪になるよ。・・・(何かを言っていたのですが聞き取れず)」
 
 怖かったので、本当にそのまま警察に小声で連絡しました。間もなく警察官が駆けつけ、その男は連れて行かれました。
 それにしても、引越初日に来るとは、やっぱり大家さんはグル?で、引越先を男に教えたのでしょうか?
 
 今となっては何もわかりませんが、それ以来例の拡張員が来ることはありませんでした。
 ちなみに、このとき私の目の前で警察官に○○新聞の所轄販売店に、これこれこういう事情だからもうここには拡張員を来させないように、と電話を入れてもらいました。
(このとき初めて「拡張員」なる者の存在を知りました。)
 
 それからというもの、引っ越す際にも必ずインターホン付の部屋を借り、例え良心的な販売員であっても「新聞」と聞いただけで「いりません!」とインターホンをガチャ切りしています。
 
 夫は新聞くらい取ろうと言っているのですが、私はどうしても新聞を取る気にはなれません。もし今後必要なら、○○新聞でない新聞社の本社に連絡して購読を申し込もうと思っています。
 
 それから、インターホンガチャ切りではさすがに私も良心が痛みます。何かいい方法が他にあったら教えていただきたいと思います。
 
 どうも、長々とすみませんでした。

■・・・新聞の勧誘ネタは、どういうわけか腹が立つものが多いのですが・・・なんつーか、RyuKtokuさんの話はこれまでに耳にしたり目にした中でもダントツにムカつきます。
 んで、怖過ぎです。
「引っ越したって無駄だよ」
 って、それ、何てホラー映画?
 
 冗談抜きで、鉄拳制裁かましたくなりますね。確証が無いから断定出来ないとはいえ、その大家さんも限りなく黒に近いグレーのようです。あー、腹が立つ! こういう奴に限って、自分よりも強そうな奴には突然腰が低くなるんですよね。(偏見)
 
 とりあえずは、警察官 Good job! そしてインターフォン万歳!
 
 新聞の断り方としては、今の時代「ネットで見るから必要無い」が一番理にかなっているような気がします。一社だけじゃなくて沢山、それこそ海外のメディアも閲覧出来ますしね。こう言われると、論理的な反撃はほぼ不可能かと。
 後は、非論理的な攻撃から身を守るためにも、インターフォン越しを徹底しておく、というあたりでしょうか。
 
 最悪最低の勧誘に出会ったのは本当に大変な経験だったでしょうが、アレより底辺はそうそういません。お互い強気に頑張っていきましょう!

(2007.4.5)