新聞の勧誘・断り方色々

「日経新聞とってるんで・・・」
「祖母が××新聞以外読みたくないと言うんです」
「兄が××新聞に勤めている」
「家族全員アンチ巨人なんです・・・」
「今の新聞、10年契約なんですけど」 投稿者:シュリさん

「日経新聞とってるんで・・・」

「うち、日経新聞なんです」と言うだけで大抵の新聞屋さんは「ああ、それじゃあダメですねえ」と引き下がってくれる。
 実は、我が家は本当に日経新聞をとっているのだが、あの新聞は情報量が莫大で、そこんじょそこらの一般紙ではとても代わりを務めることが出来ない。
 そんな物好き(?)な新聞をワザワザ選んでいる人間が、いまさら○○新聞に乗り換えてくれるだろうか?(反語)
 
 でも、たまに果敢にこの作戦に挑んでくる方もいらっしゃって、
日経さんだと、チラシが入らないでしょう?
 と主婦の本能(笑)に訴えかけてきたりする。
「ええ、だから困っているんですよ。でも主人がどうしても日経でないと、と言うものですから」
 てな具合に、その場にいない人間に責任を全部押し付けておけば、もう反論のしようがない。
「じゃあ、○ヶ月間タダにしますから」
でも、○ヶ月経ったら、タダじゃないんですよね? 新聞、二つもとる余裕は無くって・・・」
 そんなこんなで、我が家は今のところ日経新聞作戦のおかげで、勧誘員氏には平和におひきとり願えている。

「祖母が××新聞以外読みたくないと言うんです」

 以下、私のダンナの実家で実際に行われたやり取りを御紹介しよう。
「うちは、おばあちゃんが××新聞を気に入っていて、どうしても××じゃないとダメだと頑固に言っておりまして」 
「おばあちゃんが、ですか? ええと、失礼ながら、おばあちゃんはお幾つで?」
「95歳です。もう、××でないと嫌だと頑固で、頑固で」
「! それは・・・新聞を変えるのは無理そうですね・・・」
 頑固で頑固な高齢者が敵では、セールスのしようも無い、といったところだろうか・・・。

「兄が××新聞に勤めている」

 別に兄だろうが姉だろうが父だろうが母だろうが、要するに「おい、なんだこの○○新聞は」というツッコミがなされるであろう身内をでっち上げればいい、とは友人Mの弁である。
 この際、勧誘を断る人間よりも立場が強そうな人間を引き合いに出せば、効果の程はアップする・・・らしい。ナルホド。

「家族全員アンチ巨人なんです・・・」

 読売新聞の勧誘に対してしか使えないが、絶大な効果を発揮する。
 何を隠そう、私の実家が毎回使っているテである。本心から発言しているから、言葉の重み(笑)もバッチリだ。
「巨人と関係が無くなったら、その時は喜んでとらせてもらいますね」

「今の新聞、10年契約なんですけど」

投稿者:シュリさん

 六年契約なんですー、て言ったら次はうちをお願いしますってしつこくって。
 ためしに「八年契約です」て言っても結構しつこかったけれど「10年」だったら結構あっさり帰っていきました。
 チラシ狙いの主婦としては地元新聞がイチバンだよね! 他は来てもムダだよー。