訪販リフォーム会社の裏事情

■ペンネーム「みのもんた恐怖症」さんからの投稿です。

 僕はYに勤めていました・・・
 まあ、営業を知りたいがための行動でしたが・・・
 はっきり言って、あんなのは僕の求めている営業ではありませんでした。
 
 その特徴を少し言っておきます。
 
1. 自分がYのスタッフだとを言わない。
 
 これは、最初に支店長に教えてもらった方法です。
 しかし、僕は賛同できず必ずYと言っていましたが、みんな、悪名が高いので心を許しません。
 
2. ラポールとは言っても打ち解けずに現場に上がる様にしてしまう。
 
 いきなり来た人に心を許すわけでもないのに、馴れ馴れしいラポールをしても無意味な上に、強引に上がりこんで風呂を見る。
 また、ローラー作戦なんだから毎回同じ所じゃないので、心なんて開かないので効率が悪い。
 
3. アポイントを取ったとしても、クローザーがまたやり直すから、迷惑がかかって、買う気を無くし必ずダメになる。
 
 僕の場合はなかったが、いい営業(納得するような営業)した人がアポをとっても、クローザー(値段とかつけて契約成立させる人)が、強引に契約成立にさせようとするから、お客さんは購買意欲を無くしてしまう。
 そして、渋ってると夜中の0時まで粘ることもあるので、始末に終えない。
 
4. 朝の8時30分から、必ず22時以降まで営業があるので、営業の士気が下がる。
 
 ちなみに、夜の8時以降は特商法により禁止していますが、第3ラウンドといって、19時から21時まで回りました・・・
 
 時間帯として、第一ラウンドは場所によりますが昼12時から2時ごろまで第二ラウンドは夕方の3時から5時ごろまで、という時間帯です。
 事務所に22時ころに帰って、夜中の12時までブロック長の説教を聴きます。
 帰るのは2時ころまでかかるときもあり、寝る暇もありません、
 
5. 寮はあっても、タコ部屋同然。
 
 寮はあるにはあるのですが、車を没収されるので足はなく、お互いに外出を見張られているような状態になり、プライバシーはまったく持ってありません。
 
 といった会社環境となっておりますので、性格も荒んで行くので、嫌がおうにも、柄も悪くなっていきます。
 また、これは分かれた彼女には話してはいないのですが、僕が寮へ入れさせなかったり、冷たい態度をしていたのは、寮の男たちに知られたくなかったのと・・・彼らが彼女を危害を及ぼす危険性があったので、分かれざるを得ない状態になってしまいました。(これは、僕の責任ですが・・・・)
 
 最後に、トークの傾向を教えときます。
 
 彼らは、家々を歩いているとき、家のアラを探しています。 そして、問題点が見つからなくても、風呂がタイルなら絶対食いつきますし、屋根や壁なども何かしら食いついてくるのです。
 しかし、最初から、そーゆう話をしないで馴れ馴れしくラポールをかけてきますし、必ず家の年数、風呂場の大きさなど・・・だんだんと外堀を埋めてきます
 
 また、「白華トーク」といって、モルタルからしみこむ白い染みを指摘して、現場に上がってしまう恐ろしいトークもあります。
 
 そして、風呂場に上がりこむと、採寸やタイルの浮き、目地の隙間などデータを取り(ヘラで隙間を広げる奴もいる)後は、写真など(これはあらかじめ用意されている)を見せ、心理的に怖がらせる…。
 ご主人が来る時間帯を聞きつけ…ウソ電話で、報告をする。
 企画課とか言っているけど、大体事務所の奴ら。
 在庫だって、余るほどあるのでギリギリなんてウソ
 
 あとは、夜になるとクローザーと来て粘るだけ粘る。
 そんで、買わざるを得ないことになる。
 
 もうひとつ、彼らは胸に携帯カセットレコーダーがあります。
 また、Yをやめた人もNとかに転職しています。
 気をつけてください。
 
 また、僕の話したほかにまだまだ知らないトークもあるみたいですので、くれぐれも心を開かないで即座にチラシを破ってつき返してください。

■らぽーる? 恥ずかしながら初耳だったので、調べてみました。

ラポール [(フランス) rapport]
〔心〕 互いに親しい感情が通い合う状態。打ちとけて話ができる関係。心理療法などで面接者と被面接者の間に必要とされる。(「大辞林 第二版」より)

 おお、なるほど。勉強になるなあ。
 
■「白華トーク」の恐ろしさが、素人の私にはイマイチ良く解りませんでしたが(スミマセン)、非常に具体的で生々しい投稿内容に、恐れ入るばかりです。大変な経験でしたね。
 こういう業者が存在するということを肝に銘じておきたいと思います。
 
 それにしても、車を没収って・・・。没収した車(一台や二台じゃないよなあ)はどこに置いておくのだろう・・・。かなりかさばると思うんだけど。

(2005.5.12)